武富士の過払い対応に大きな変化が
2010 年 6 月 23 日 水曜日 投稿者:mituoka※会社更生手続申立後の武富士・過払い対応については
下記URLを参照ください
https://www.office-mitsuoka.com/blog/archives/10186
(以下の記事は更生前の武富士・過払い対応です)
武富士のご担当者から電話が入った
「現在、訴訟係属中の3件分に関する和解交渉をしたい」とのこと
きっと、また、到底こちらが承諾できない和解案を提示してくるのだろうな・・・
そんな思いで電話を取った
しかし、先方が提示してきた条件は
①元金のほぼ満額(千円単位以下をカット)
②返還は9月中旬
耳を疑った
先日までは、過払い金元金の5割を来年5月から分割で、といった提示が相次いでいたからだ
結論から言えば、3件すべて和解した
元金に比して利息が多額であれば話は違うが、今日の3件は、まだ口頭弁論が始まってもいないし、スピーディに回収したい事情もある
それから数分後、別の武富士社員からも電話があった
「これからは、いきなり提訴ではなく、まずは交渉する機会をくれ」とおっしゃる
このところ、武富士に対しては、交渉しても時間の無駄なので、過払い金が確定したら、即提訴の方針だった
「でも、FAXで過払い請求しても、いつまで経っても返答くれないじゃないですか」
「今後は1~2週間程度で必ず返事をします」
「わかりました。しかし、返答をいただけない場合は提訴します」
「了解です」
「武富士さん、方針を転換なさったんですか?」
「はい、上層部を一新しました。今後は先生方にご理解いただける対応をしていくことを約束します」
ご担当者の声が弾んでいるように聞こえた
今日まで、ご担当者たちは、弁護士・司法書士から散散文句を聞かされ続けていたに違いない
会社の方針に従って行動していただけで、言わば、彼らに罪はない
私は、利息を含めた「満額回収」に固執しているわけではないが、それでも提訴し続けたのは、武富士のレスポンスがあまりに遅く、提示してくる金額もあまりに人をバカにしたようなものだったからだ
訴訟においても、武富士からは時間稼ぎの答弁書がたくさん提出されるだけで進展もなく、こちらが全面勝訴し、結局、満額回収という形での決着が相次いだ
しかし、これからは、うちの事務所の武富士に対する訴訟は減るかもしれない
私と同様の考えを持つ弁護士・司法書士は少なからず存在するはずで、
武富士にとっても長い目で見ればプラスになることは明白
新しい武富士に期待する
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