調停にした甲斐があった
2010 年 12 月 22 日 水曜日 投稿者:mituoka
(写真は駿府城のお堀跡です)
午後2時半から民事調停
過払い請求訴訟を提起したところ、いま流行りの「付調停」とされた事件だ
「それでは始めましょう」
と担当裁判官
例によって電話会議方式
書記官は、相手方会社の担当者の携帯に電話した
大手会社の場合、受付の係から担当者(代理人)につながるまで5分前後を要すことも珍しくないので、いきなり担当者の携帯に電話したのだろう
過払い金が約75万円、その利息が約5万円の事件
担当裁判官が相手方に問う
「いくらなら出せるの?」
「70万円でお許しいただきたい」 と相手方担当者
「原告代理人はどう?」
「75万円なら和解します」
「調停委員のみなさんのご意見はどうですか?」
「原告代理人の意見に賛成です」
こんな具合にトントン拍子で進んでいった
相手方担当者も
「わかりました、それでは原告代理人のご意見に従います。返還は2月17日でよろしいですか?」
「はい、結構です」
時間にしておそらく1分ほどのスピード決着!
電話が切れたあと担当裁判官に
「相手方は、最近の任意交渉においては、5~6月あたりを支払い時期としてきますので、2月の提示には驚きました。ありがとうございました」
と伝えると
「そう言ってもらえると調停に付した甲斐があったと思う、本当によかった」
とおっしゃった
たしかに、過払い請求訴訟事件の「付調停」は軌道に乗ってきたようだ
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