ラジオから流れた 明日に架ける橋

2011 年 3 月 15 日 火曜日 投稿者:mituoka

 今日も島田簡裁に行った

 裁判開始数分前、事務所に電話をしようと思ったら携帯のバッテリーが切れていたので、ちょうど居合わせたSくんに携帯を拝借し、事なきを得た

 Sくんは昨年の司法書士試験合格者で、現在はK司法書士のもとで配属研修中

 連日K司法書士に同行し、裁判を傍聴している

 まだ20代半ばと若く、まさに前途洋洋

 少しばかり話をしたが、福島第一原発事故の話題になると彼の表情が曇った

 Sくんは浜岡原発のある御前崎市在住

 ニュースで聴く福島第一原発の状況がとても気になるという

 当然だ、浜岡原発も耐震性の問題が指摘されて久しいのだから

 福島第一原発の事故は、現地住民ならずとも重大な関心事

 東電の記者会見を見ていると、いつも奥歯に何か挟まっているような受け答えに思える

 被災住民の精神的不安をいたずらに煽ることを避けたい意向もあるだろう

 しかし正確な情報を的確に伝えることが副次的災害を防ぐ第一歩ではなかろうか

 さて、みなさん同様、当事務所でも昨日から積極的な節電に取り組んでいる

 暖房器具の使用を控える

 デスクを離れるときはライトを落とす、PCの電源を切る

 事務所の看板の灯をともすこともしばらくやめる

 被災者に対して、誰にでも、すぐにでもできる協力はこれぐらいだ

 島田からの帰り道、ラジオからは「明日に架ける橋」が流れていた

コメント / トラックバック 1 件

  1. ichi より:

    首都圏は特に交通網の打撃が大きいです。
    不安定な電車に加え、ガソリン不足。
    閉っているスタンドが多く、開いているスタンドには
    1kmくらいの長蛇の車の列。日用品は買い溜めのため品薄です。
    被災されている人に比べればなんてことない事情ですが、
    ガソリン不足は結構危険のような気がします。。。。

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