エリ女
2011 年 11 月 14 日 月曜日 投稿者:mituoka競馬に詳しくない方々のために説明しよう!
「エリ女」とは、エリザベス女王杯の略である
昨日、京都競馬場で行われた第31回目の「エリ女」
まず、アパパネと蛯名ジョッキーのコンビの健闘が光った
最終コーナー手前、
蛯名は早くもムチを入れ、先頭に並びかけていく
この積極性が、
ここ2戦、不調にあえいでいた日本の女王アパパネの気迫をよみがえらせた
勝ちにいっての3着は、実質的にスノーフェアリーに次ぐ2着といっていい
次に、連覇した英国馬スノーフェアリーについて書きたい
予想できなかったシンメイフジの捨て身の大逃げで、
(2年前に番狂わせを演じたクィーンスプマンテを思い出させた)
1番人気を背負ったスノーフェアリーにとっては難しいレースになったはず
あまりに早く動くと末脚を失うし、じっくり構え過ぎても前を捕まえ切れない
本命馬には辛く、悩ましい展開なのだ
しかし、「心配ご無用!」 とばかり、
彼女は、昨年のVTRを見ているかのような剛脚を見せてくれた
他馬が止まって見える、とはまさにこのこと
競争馬は繊細で、環境に大きく左右される動物だ
負担重量が昨年より2キロ増えたことに加え、
異国の地で戦うこと自体が大きなハンデのはず
さらに今回は前述のレース展開・・・
何重もの障害を乗り越えたスノーフェアリーの強さは、
まさに、筆舌に尽くし難い
人気馬が外へ進路を取る中、迷わずインを突いたRムーアの好騎乗も光る
2週間後のジャパンカップに出走するならば、再びこのコンビを応援したい
ブエナビスタとの対決が楽しみでならない