シンボリクリスエス
2012 年 10 月 15 日 月曜日 投稿者:mituokaシンボリクリスエスがデビューした頃、
わたしたち多くのオールドファンは、
かつて存在したシンボリクリエンスという馬と混同した。
両馬は、オーナーと毛色は同じだが、
血統も、所属きゅう舎も、競争成績も、まるで異なる。
クリエンスは中山大障害を連覇してスーパーホースとなったが、
このクリスエスは、秋の天皇賞・有馬記念をともに連覇し名を馳せた。
今では両馬を混同する人はいないだろう。
特に引退レースとなった有馬記念の圧勝劇は、
あのシンボリルドルフの有馬記念よりも更にインパクトがあった。
ダービーで、ゴール寸前にクリスエスを差し切った宿敵タニノギムレットが、
隣の柵内で放牧されていた。
なんとも贅沢な光景だ。