東電も東電なら事故調も事故調
2013 年 2 月 13 日 水曜日 投稿者:mituoka
私の趣味のひとつは、国会中継を見ること。
先週から始まった衆院予算委員会。
被災地法律相談の件で昨年お世話になった小野寺五典さんが防衛大臣として連日、堂々と答弁なさっている姿がまぶしい。
新幹線内で偶然お会いしたときも、深々とこうべを垂れる小野寺さん。
近隣アジア諸国との緊張関係が高まる中、誠実な彼ならば大きな責任を全うしてくれるものと期待する。
さて、昨夜も、昼間に録画しておいた衆院予算委員会を楽しんだ。
辻元清美議員が追及した東電の虚偽説明問題。
するどい!
でも、同時に大きな違和感を覚えた。
福島第1原発1号機の建屋内が『真っ暗』だと偽った東電は当然非難されるべきだが、「そうですか。何も見えないから危険ですね。調査は止めておきます」と、その説明を鵜呑みにした事故調査委員会の対応もおかしい、と私は思う。
辻元議員が資料を示しながら、「事故後3ヵ月後には建屋内に照明器具を設置する計画が立てられ、その数ヵ月後には設置が完了していた」ことを指摘していたが、そんなこと、その気になれば事故調だって(事故調だからこそ)簡単にわかったはず。
東電の虚偽説明よりももっと情けない、というよりも、事故調の対応が不思議に思えてならない・・・。
すべてが事故調と東電による『猿芝居』ではなかったのか?と疑ってしまう。
辻元さん、今度は事故調を追及してください。