外科崩壊

2009 年 6 月 8 日 月曜日 投稿者:mituoka

ここ数日、頭痛と鼻水が止まらないので今朝は近くの内科医院へ行ってきた。とても親切で物腰が柔らかい医師で、あのかたの笑顔を見たら頭痛も治まってきた気がする。単なる疲労が原因のようで、休めば治るとのこと。安心しました。

今朝に限らず内科医にかかることはよくあるが、外科医にかかったことはない。今朝のテレビで「外科崩壊」という特集を組んでいた。外科医師不足が深刻である、という。それによると、がんなどの手術件数は増える一方である反面、大学病院を卒業して外科医になる人が激減しているというのだ。医者の世界において外科医はいわゆる「3K」として敬遠されているらしい。ブラックジャックに憧れて医学部に入学したものの、現実を知り志を曲げてしまう。外科医の給与を引き上げて魅力ある地位にすることが必要だとテレビは言っていた。しかしそうなれば当然、患者の負担が増えることになる。由々しき問題だ。

私の兄も静岡市内の総合病院に心臓外科医として勤務している。病院から支給されたポケベルらしきものをいつも持ち歩き、休業日でも心休まらない日々が続く。兄も高校時代にブラックジャックを読み漁り、医学部に進んだ人間だった。そのまま本当に外科医になったのだから兄はかなり根性の座った男なのだろうか?!
努力家で尊敬に値する兄ですが、弟の私から見ると人並み外れた「ど根性」の持ち主だとは思えないが・・・。

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