「司法書士」の名が消える?
2008 年 12 月 2 日 火曜日 投稿者:mituoka日本司法書士会連合会は司法書士法改正に向け「次期司法書士法改正検討事項案」をまとめたらしい。その中で主な改正要望点は「無限定な法律相談権」、「登録前修習制度の明文化」、「名称の変更」など。
しかし「無限定な法律相談権」については弁護士会の反対が容易に予想されます。難航を極めそう。また、新たな名称の候補としては「法務士」あるいは「司法士」が挙げられています。「司法書士」の名称は「代書屋」をイメージさせ簡裁訴訟代理業務を行う現在の実態を正確に反映していない、という理由です。司法書士という名称は最近ようやく国民に浸透してきたと感じるだけに、名称変更には慎重な検討が必要でしょう。