先の衆議院選挙について

2009 年 9 月 14 日 月曜日 投稿者:mituoka

 民主党新人議員が自己破産申立を隠して先の衆議院選挙で当選したと報じられました。破産したからといって被選挙権がなくなるわけではないし、問題はなさそうにも見えますが・・・。

 新人議員は記者会見で「被選挙権に関して、財産・社会的な差別はあってはならない。同じような境遇の人に光が当たるきっかけになればと思っていた」と述べたらしい。その考えには大賛成。私も自己破産のご相談にお見えになったかたに対し常々「自己破産は人生の終わりではない。新たなスタートです」と申し上げています。

 しかし、同議員は会見で「(隠す気が)全くなかったと言えばウソになります」とも語っているらしい。自己破産をやはり「後ろめたいもの、隠し通すべきもの」と考えるかたも多くなるでしょう。同じ境遇の人に光を、という考えならば破産申立を隠さず堂々と当選して欲しかったと思います。

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