ある大手消費者会社との対話 高い保険料

2010 年 8 月 4 日 水曜日 投稿者:mituoka

A 「答弁書に書いたとおり、過払い金元金の55%の返還で和解してください

私 「無理です。その条件で和解するなら提訴なんかしませんでしたよ

A 「それもそうですよね。しかし、当社の窮状を申し上げますと・・

私 「それについては以前に何度も聞かされたので結構です

A 「過払い金の6割ではどうですか?

私 「申し訳ないが、6割でも無理です

A 「6割で和解いただき、4割は保険だと思っていただけないですか?

私 「どういう意味ですか?

A 「ここで和解なさらないと、裁判が長期化します。その間にうちが民事再生でも申し立てて倒産したら、6割はおろか、2割も1割も回収できないかもしれませんよ。早期に確実に回収できる保険をかけたと思っていただきたい

私 「なるほど、そういう意味ですか。でも、結論は変わりません。和解はできません

A 「今後、会社がどうなるか、私も将来の生活がとても不安な状態なんですよ

私 「同情します。しかし、こちらとしては、むしろ、民事再生を申立てください、と申し上げたいぐらいです。民事再生を申立てれば、東京地裁が許可した一律の返還率の支払いということになりますから、私も、ご依頼人も、納得します。任意の交渉において、5割や6割では普通納得するかたはいませんよ

A 「そうですか、おっしゃるとおりかもしれません。ちなみに、先生の感覚では、一般的にご依頼人さんたちは、過払い金の何割ぐらいであれば納得なさると思われますか?

私 「う~ん・・・そうですね、8割~9割以上であれば、納得されるかたも多いのではないでしょうか

以上は、昨日、A社ご担当者と電話で会話した内容です。
保険の掛け金として「4割」は高すぎます・・・。

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