裁判官、武富士「代理人」に対して苦言を呈す

2010 年 9 月 17 日 金曜日 投稿者:mituoka

 本日、午後1時半から武富士相手の過払い訴訟

 「分断」などの争点がある

 裁判官から和解勧告があった
 「総額77万円で和解しなさい。12月に20万、来年1月に57万、という支払い方法でどう?

 武富士代理人
 「問合せしないとわかりませんが、おそらく本部の許可は下りないと思います

 武富士側は77万円という金額自体に不服はないのだが、今年中の20万円という支払いは無理らしい

 私としては、77万円という金額はかなり妥協したもの

 武富士の窮状は察するが、今年中に、せめてその一部ぐらいは支払ってもらいたい

 裁判官
 「あなた、たかが10万や20万円の決済権ぐらいはもらって来てよ。そうでなけりゃ次回から代理人の許可をしないよ

 このブログで何度も書き記したとおり、武富士の代理人はその全員が、実質的には単なる「使者」

 何の権限も持っていない

 事件の概要や争点についてもまったく理解していない

 思い切った言い方をすれば、裁判遂行の邪魔になっているだけだ

 武富士の社員であるという理由だけで簡単に訴訟代理人として法廷に立つことを許可する裁判所に対して不満を感じていたが、本日の裁判官の発言には、よくぞ言ってくれた、と感心した

 結局、この裁判は次回口頭弁論で結審予定とされた

 判決が出れば、武富士はおそらく130万円超の支払いを余儀なくされるだろう

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