今後の過払い請求に関してアコムが当事務所を訪問?
2010 年 11 月 11 日 木曜日 投稿者:mituoka先日、アコム東京支社と電話で過払い請求の和解交渉していた
その交渉は決裂したのだが、
「一度、膝を突き合わせて話がしたい。訪問するので時間を取ってくれないか?」
と言われた
どういうことか? と問うと
「当社の窮状を訴えたい、過払い請求事件について包括的な話をしたい」
今後私が受任する過払い請求事件のすべてをある一定の返還率で妥協しろ
と迫るつもりなのだろう
アコムが全国に住む多くの顧客に対し、継続的に、公平に、過払い金を返還し続けるには、個々の過払い請求事件において当方が大幅な妥協をすることが肝要だそうだ
要するに「このままでは潰れる」らしい
数年前、他の大手消費者金融会社も当事務所を訪れたことがあったが、こうした場合、いろいろと難しい数字やらデータやらを持ち出し、会社存続のために過払い金返還率を何%に抑える必要があるので協力してくれ、という話になるのが関の山
しかし、残念ながら、もともと数字に弱い私には、馬の耳に念仏・・・(?)
「私は貴社の代理人ではなく、依頼者の代理人なので、協力できません」
と回答するほかない
それにしても、武富士・アイフルと違い、都市銀行のバックアップがあるので盤石だと言われていたアコムが、田舎の一介の司法書士事務所を訪問しなくちゃいけないほど困っているのか・・・
そういえば、都市銀行傘下のもう一方の雄(?)プロミスが提案する返還時期も異様に遅くなってきていた
武富士ショック以降、和解交渉においては
「このままではうちも武富士さんのようになってしまう。
そしたら先生も困るでしょ?」
が減額を請う各社の殺し文句となっている
それが真実なのか、あるいは単に居直っているに過ぎないのか
誰にもわからない
答えは風に吹かれている ~ The answer is blowin’ in the wind ~
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