けしからん! 武富士静岡支店の行為
2010 年 12 月 9 日 木曜日 投稿者:mituokaAさんは昭和59年の冬、家計を助けるため武富士から20万円を借り入れた
心配をかけたくない、という思いから家族には内緒の借入だった
毎月コツコツと真面目に返済を続けた
しかし、異常な高利のため借金はなかなか減らなった
3年前の8月、給料が予定より遅れて入ってくることになってしまったとき、おそるおそる、武富士静岡店に電話を入れた
「今月の支払い、1日だけ遅れてしまうのですが待っていただけませんか?」
武富士静岡店の担当の返事は
「待てない!もし予定日に入金がなければ、自宅や職場に電話する!」
Aさんは、えも言われぬ恐怖を感じたという
やむを得ず他業者から借り入れをして、予定日に入金した
多重債務は膨らんでいく
今年の9月、ついにAさんは自力返済を諦め、当事務所を訪れた
数日後、武富士は倒産(会社更生手続申立)
武富士から送られてきた届出書を見ると約670万円の過払い金が発生している
さらに驚くことに、法定利息に引き直せば、すでに昭和63年7月には完済していたことが判明
つまり、それ以降の支払いはすべて「過払い」
Aさんは20年以上に渡り、支払う必要のないお金を武富士に支払っていたことになる
3年前、電話で対応した静岡店の担当者もAさんが「過払い」であることなど当然に知っていたはずだが・・・
無駄に支払った670万円のほとんどは、武富士の会社更生手続の中で返還されることはないだろう
それはAさんが返済のため、日曜も返上し、パートを数か所掛け持ちして必死でこしらえた金
「借金がなくなっただけで十分です。肩の荷がおりました」
と言うAさんの笑顔を見るにつけ、武富士の汚さ、身勝手さに怒りが込み上げる