セカンドオピニオンは必要か?
2011 年 5 月 18 日 水曜日 投稿者:mituokaセカンドオピニオン
より良い判断を仰ぐため当事者以外の専門家に求める「意見、見解」
医療行為においてよく耳にする言葉だが、最近は法律問題についての「セカンドオピニオン」を求める電話相談が当事務所に相次いでいる
一番多い例が、他の司法書士(弁護士)に過払い請求訴訟を依頼中のかたからの相談
全国各地から電話をいただく
「裁判はいつ終わるのか?」 あるいは「いくら回収してもらえるのか?」
しかし、こうした質問に対しては
「申し訳ないが、お答えできない」 と回答するほかない
裁判での「落としどころ」は各専門家により方針が違う
「依頼なさっている司法書士(弁護士)にお尋ねになるのが一番です」 と続けると
今度は
「電話するのに躊躇してしまって・・・私から電話してもいいんでしょうかね?」
と相談される
こうなると、もはや法律相談ではない(苦笑)
そもそも問題は、依頼者に「怖くて電話もできない」と思わせる専門家にある
あくまで依頼者は「お客様」
数ある専門家の中から自分を選んでくれたんだ、という気持ちを忘れてはいけない
「先生」などと呼ばれていい気になって、ふんぞり返っているのは愚の骨頂
「お客様」に受任事件の進捗状況・見通しを知らせるのは専門家の義務である
法律問題については多くの場合、セカンドオピニオンなど不要だ
☆過払い・借金問題に関する無料相談フリーダイヤル0120-714-316
☆司法書士法人 静岡 (旧 三岡司法書士事務所) ・静岡市葵区二番町