不動産売買決済における担保抹消
2011 年 5 月 27 日 金曜日 投稿者:mituoka東海地方が梅雨入りしたそうです
静岡市は今にも雨が降りそうな曇り空です
これからしばらくは傘を手離せない日々が続きます
さて、今日の午前中、富士での裁判が2件予定されていたのですが、先日両件ともに訴訟外で和解できました
裁判所に出廷する必要がなくなったので、午前10時からのA銀行に於ける不動産売買の決済に立ち会ってきました(当初は父が立ち会う予定でした)
「立ち会い」の場は、裁判とは違う緊張感が漂います
今日の不動産にはB銀行の担保が付いていました
当然、担保を抹消する必要があります
A銀行から買主さんに融資が実行され、売主さんが買主さんから売買代金を受領し、売主さんがその中から残債分をB銀行に振込み、担保を解除(抹消)してもらうという一連の流れ
不動産売買決済の典型的なものですが、通常は、担保権を持つ金融機関も決済の場に同席し、司法書士はその場で解除書類を預かります
しかし、今日のB銀行はA銀行に来てくれませんでした
A銀行でB銀行への振込を完了させた後、B銀行から振込が確認できた旨の電話があり、売主さんと共にB銀行へ向かい解除書類を受け取りました
B銀行にしてみたら、売主さんは大切な「お客様」
私の感覚では、「お客様」からお金をもらうB銀行がA銀行に出向くのが当然のように思いますが、聞くところによると、関西に本店を持つB銀行にとっては今日のようなパターンが普通のようです
ところ変われば・・・・ということでしょう
まぁ しかし、おかげでB銀行へ向かう車中、売主さんと楽しい会話ができました
残る私の仕事は、無事に登記申請を完了させるだけです
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