裁判所から「予約」の電話が入った
2011 年 6 月 2 日 木曜日 投稿者:mituoka裁判官から当職あての電話が入った
いわゆる「付調停」の過払い請求事件の期日調整に関するものだった
「6月○×日の午後2時~3時半頃まで、空いてますか?」
過払い請求事件に限らず民事訴訟事件の担当裁判官は、裁量により事件を調停に付すことができる(ただし訴訟の進行状態によっては当事者双方の合意を要する)
口頭弁論期日であれば、どちらか一方が欠席しても擬制陳述が可能だし、両者欠席でも申立を行えば訴訟続行を認めてくれるケースが多い
しかし、調停になった場合、期日にお互いが出席しなければ意味がない
そこで重要になるのが両者のスケジュール調整だ
担当書記官が電話をくれるケースがほとんどだが、このように裁判官が直々に調整にあたることもある
今回の電話は、まず原告側の時間を押さえておこう、ということだろう
「はい、空いております」 と答えると
「それではその時間を予約しておきます」 とおっしゃった
午後2時から30分刻みに4件の調停を 「御予約」 いただいた
裁判官、万が一、被告会社の都合が悪くて日時が変更になってもキャンセル料はいただきません(笑)
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