アブクマポーロ 南関東の哲学者
2011 年 10 月 11 日 火曜日 投稿者:mituokaアブクマポーロ
現役時代は公営の大井や船橋競馬所属で、
「南関東の哲学者」の異名を持っていました
そう言われてみれば、
たしかに落ち着いていて、賢そうな顔立ちをしていませんか?
帝王賞・東京大章典・川崎記念などG1レースを4勝
通産では32戦23勝
中央(JRA)の強豪たちも、彼にはまったく歯が立ちませんでした
ライブリマウントとホクトベガが全国統一を果たした後、
しばらく戦国時代に入っていたダート交流競走界を、
再び統一したのがアブクマポーロです
現役時代に稼いだ総額は8億2千万円超(!)というスーパーホース
平成10年の東京大章典において、
アブクマポーロは、2着メイセイオペラ(岩手)を難なく退けましたが、
そのメイセイオペラが2か月後に、
JRAのG1(フェブラリーS)に出走し圧勝したことからも、
(地方所属馬がJRAのG1レースを勝ったのはこれが最初で最後です)
アブクマポーロの怪物ぶりを窺うことができます
彼は現在、ライブリマウントと同じく、ホロシリ乗馬クラブにいます
しかし まぁ、
ライブリマウントとアブクマポーロが並んで立っている様なんぞ、
私のような古い競馬ファンにとっては、よだれが出るほどの絶景です(笑)
アブクマポーロには、妻が乗らせてもらいました
彼の現役時代を知らない妻に、
アブクマポーロの偉大さを説明するのは大変でしたが(泣)、
小柄な馬体に似合わない悠然とした雰囲気から、
彼の大物ぶりを感じ取ったことでしょう
残念ながら断念したドバイ・ワールドカップ出走
もし実現していたら、きっと勝っていたはず、と今でも信じている
アブクマポーロ、君の強さを永遠に語り継いでいくことを約束するよ