全青司が金融庁に要望書提出
2012 年 1 月 31 日 火曜日 投稿者:mituoka1月27日付の法律新聞によると、全国青年司法書士協議会(全青司)が金融庁に要望書を提出。要望書の趣旨は、一部貸金業者に多重債務者を苦しめる行動が見られることを踏まえ、貸金業者が多重債務者の生活再建に資する和解に応じるよう、金融庁が積極的に監督・指導することを求めるもの。
(さらに記事を引用)要望書は、一部貸金業者が日弁連や日司連が定める任意整理統一基準を受け入れず、顧客との和解で経過利息や将来利息を求め、分割分弁済による返済計画すら認めないなど、多重債務者をさらに過酷な状況に追いやっていると指摘。このような姿勢は反社会的と言っても過言ではない、と強く批判する。また会社更生手続中の「武富士」の例を引き、同社が一般債権の96.7%を法的に免除されているとも言えるのに、統一基準を無視していると指摘。法的会社再建手続をとる貸金業者が過払債権の大部分をカットして再建するのなら、今まで以上に高い企業倫理が求められるとする。
私も、このブログにおいて、同様の主張を行ってきた。また、事あるごとに、反社会的業者には直接その旨を主張している。
(反社会的なネオライングループ)
https://www.office-mitsuoka.com/blog/archives/13279
(将来利息を付さないと分割和解不可能 武富士)
https://www.office-mitsuoka.com/blog/archives/12922
今回の要望書が、功を奏すといいのだが・・・