アイフルの和解提案基準(過払い金の返還率)

2012 年 6 月 26 日 火曜日 投稿者:mituoka

 ここ最近、アイフルが提示してくる返還率は以下のとおり(と思われる※)
                      ※案件によっては若干の増減があろう 

   (提訴前)
    ①過払い金(元金)の3割だったら2か月後に返還
    ②過払い金(元金)の4割だったら4カ月後に返還
    ③過払い金(元金)の5割だったら6カ月後に返還

   (提訴後)
     過払い金(元金)の6割を3カ月後に返還

 
 要するに、アイフルが不当に利得したお金(過払い金)の、実に4割~7割を「見逃してくれ」という懇願である

 一般的な感覚から言えば、到底首を縦にふることはできない

 和解などせずに、いち早く判決を取ることを視野に入れて訴訟を進めるほかないだろう

 

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(司法書士法人 静岡)

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コメント / トラックバック 3 件

  1. 大阪の司法書士 より:

    アイフルの対応はひどくなる一方ですよね。

    当事務所の依頼人は、アイフルからの和解提案を受諾する方はいませんので、
    対アイフルの過払い訴訟は全て判決になります。

  2. mitsuoka より:

    高田先生

     ありがとうございます。

     「名も無き日記」を拝見していますが、アイフルの先生への対応は、私に対するものよりもひどいですね・・・。

     私は、アイフルから移送申立をされたことはありませんし、140万円を超える訴訟案件についての内容証明も送られてはきません。 

     いろいろと大変でしょうが、今後も「名も無き日記」等で情報のご提供をお願いします。

       三岡

  3. 大阪の司法書士 より:

    三岡先生

    こちらこそ、先生のブログから有意義な情報を頂いており、参考にさせていただいております。

    おそらく、アイフルは強気の交渉をする司法書士に対しては強硬姿勢を貫く方針のようです。
    去年あたりから、対アイフルの過払い訴訟は、依頼者からの和解の要請がない限り、全て判決になっていることも影響しているかと思われます。

    依頼者にはアイフルの対応を説明したうえでの訴訟提起ですので、特別困ることはないのですが、他社と比較すると時間がかかることが気がかりです。黒字決算と言っても、今後の過払に対する引当金を計上していないらしいですし。

    今後も、有意義な情報提供をよろしくお願いします。

    髙田尚紀

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