生きる芸術作品 ダイワメジャー

2012 年 10 月 11 日 木曜日 投稿者:mituoka

ダイワメジャー

皐月賞、天皇賞、マイルチャンピオンシップ(連覇)を勝った。

父はあのサンデーサイレンス、母がスカーレットブーケ、

妹にダイワスカーレットがいる。

この一族は現在、競馬サークルにおいて、「華麗なる一族」と呼ばれている。

そうした競走成績・血統背景はもちろんだが、見た目の美しさという点からも、

名馬中の名馬である。

まぶしいほどに輝く栗毛と、ギリシア彫刻のように起伏に富む筋肉を身にまとい、

凛々しくハンサムな顔を持っている・・・

非の打ちどころがない。

私も彼と同じ「男」として、まったくイヤになっちまう。

種牡馬となったダイワメジャーは今年、

カレンブラックヒルというビッグネームを輩出した。

ブラックヒルの連勝がいつまで続くのか、興味津津だが、

種牡馬としても成功を収めるなんて、まったく、こいつめ。

午後1時。

放牧時間終了のときが近づき、牧場の係員さんがメジャーを連れ戻しに来た。

早く厩舎に帰りたかったのだろうか、メジャーは自らそちらに歩いて行く。

おい、行っちゃうのか?

もう少しいてくれよ・・・

さびしかった。

嫉妬を通り越し、いつのまにか「憧憬」の眼差しで、メジャーを見ていた。

コメント / トラックバック 5 件

  1. CACHITO より:

    mitsuoka様

    こんにちは!
    ちょっとご無沙汰している間に牧場巡りをされていたんですね!
    うらやましい!! ^ ^;
    いろいろなお馬さんの情報をありがとうございます。
    ただ・・・ 私の“お友だち”がひとりもいなかったのがちょっと残念でした(笑)
    まあ、もっとも“お友だち”の大半は、すでにお空に帰ってしまっているのですが。。。
    歳を取ると、さすがに皆さん痩せてきますが、イブンベイさんはちょっと痩せすぎのようで心配です。
    スエトシ牧場には30歳を超えているお馬もいますが、もっとふっくらしていますよ。
    「個体差」で片付けて良いものかどうか・・・?

    私も以前は年2回の「日高詣で」をしていました。
    春と秋に1週間近い有休を取って・・・ 今考えても、いちばん贅沢な時代だったかもしれません。
    カチートを養子に迎え、オグリワンの一生にも関わっていこうと決めたとき、もう北海道には行かないことを決心しました。
    あれから15年余の年月が過ぎました。。。
    毎回訪問していた“お友だち”とは、年賀状やお守りを送ることで交流を続けてきましたが、お空に帰った方々とはご命日に感謝の供花をすることでお付き合いをさせてもらっています。
    今月は、シンボリルドルフ・サッカーボーイ・メジロデュレンのお三方のご命日の月で・・・ なかなか忙しいです! ^ ^;

  2. CACHITO より:

    追伸でーす!

    イブンベイさんの左後肢の腫れは、まさにフレグモーネの痕ですね!

  3. mitsuoka より:

    CACHITO 様

    こんにちは。コメントをいただき、ありがとうございます。

    イブンベイ、やはりフレグモーネでしたか。
    あの歳では、もう、良くはならないのでしょうか。
    とても痛々しかったです。

    私の競馬好きは27年前からですが、日高詣では、昨年から始めたばかりです。

    ですから、馬の扱いかたも知りません。

    15年前まで日高詣でをなさっていたなんて、CACHITOさんは本当にその道のベテランさんですね。

    そういえば、日高をドライブしているとき、「ヤマタケ牧場」の前を通りました。
    オグリワンくんの実家ですよね?

    スエトシ牧場、絶対に今年中にお邪魔します!

    オグリワンくんや、カチートくんの写真をたくさん撮って、このブログで紹介させていただきたいと思っています(CACHITOさんのお許しがあれば)。

    その際は、よろしくお願いします。

  4. CACHITO より:

    mitsuoka様

    お許しもヘッタクレもなく・・・ 大歓迎ですよ♪♪
    どうぞたくさん撮ってやって下さいませ!
    ただ、北海道の牧場と違って広大な放牧地があるわけではないので、集団放牧のできる一部の馬を除いて、預託馬達は交代で放牧されます。
    いらっしゃった時に馬房に入っている場合もあるので、もし事前に予定をお知らせいただけるなら、牧場に連絡をしておきます。

    初めて牧場巡りをした時は、放牧地の間の通路も通れませんでした。
    お馬達がブーンと顔を出してくるのがとても怖かったです。
    うっかり手を出して、馬に何かあったら取り返しがつかないし・・・ なんてことも考えたりして。。。
    で、それがきっかけで乗馬を習ったりしたのでした。
    もともと運動神経が鈍いので上達はしなかったけれど、馬との付き合いは上手になったので、現在に役立っています。
    思えば、いろいろと高い授業料を払ってきたものです! ^^

  5. mitsuoka より:

    CACHITO様

    やはり乗馬のご経験もおありでしたか。

    私も妻も、いま乗馬にとても興味がありますが、実際に行動に起こせないところが、CACHITOさんとの差です・・・。情けない。

    オグリワンくんに会うことが、とても楽しみです。

    今年の7月上旬頃だったでしょうか、CACHITOさんから連絡をいただくようになって1~2ケ月ほど経った頃だったと思いますが、実は、スエトシさんに行こうと思い、事前に場長さん(藤原さん?)に電話して「今週末、オグりワン君に会いたいんですが、お邪魔していいですか?」と尋ねたことがありました。

    でも、そのときはひどい夏風邪をひいてしまい、計画が潰れてしまいました・・・。

    今度お邪魔する際にはCACHITOさんに連絡させていただきます。お気づかいいただきまして、本当にすみません。ありがとうございます。

    彼が平成4年春に生まれたときのこと、今でも鮮明に憶えています。

    オグリワンとヤマタケダンサーと、そしてオグリキャップの三頭が、奇跡的に一緒に収まった写真があったと思いますが、とても印象に残っています。

    オグリワンに会うことを考えただけで、ちょっと涙腺が緩んでしまいます。

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