裁判なんて、こんなもの

2012 年 10 月 24 日 水曜日 投稿者:mituoka

静岡地裁において、ある裁判の第1回口頭弁論が午前10時から。

私は、原告支援という形で関与している。

要するに、「貸した金200万円を返せ」という事件。

 

被告欠席のまま、裁判は始まった。

 

裁判官
それでは始めます。まず・・・原告は訴状のとおり陳述しますね?

原告
はい

被告からは何の連絡もありませんね?

はい

それでは結審します。判決言渡しは11月7日午後1時半。当日は出頭しなくてもいいですよ。それでは終わります!

 

時間にして30秒ぐらい。

予想通りのスピード結審。

全面的な勝訴判決を得ることは確実だと思われる。

 

原告は私に

予想以上に早く終わりました

拍子抜け、といった感じだ。

 

『証拠調べ』すら行なわれなかった。

 

『借用書』ぐらいは証拠として提出しておくべきだろうが、本件に関しては被告の「無策」を予期していたので、何の証拠も提出していない。

被告が事前に答弁書を提出せず、且つ、弁論に欠席すれば、すべての事実を認めたことになるので証拠なんて不要。

 

裁判なんて、こんなに楽チンです

 

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