アコムとの債務承認弁済契約(過払い訴訟)
2012 年 12 月 20 日 木曜日 投稿者:mituoka
原告Sさんと被告アコムの過払い金返還請求訴訟。
Sさんは平成7年5月、アコムから借入を開始。
平成16年3月9日、両者は、約定の残債(36万3731円)を利息なしで返済していく契約を交わした(債務承認弁済契約)。
しかし、引き直し計算によれば、このときすでに過払い状態であった。
平成17年7月、Sさんはようやく完済する(過払い金の元金は約67万円)。
アコムを提訴すると、早速アコム担当者から当方に電話が入った。
「弁済契約があるから過払いではない。ゼロ和解をしてくれ」 とのご主張。
「平成18年最高裁判決の前の弁済契約であれば、アコムの主張が裁判所に受け入れられ易い」 ともおっしゃる。
「そんな話、聞いたことがない」
「ゼロ和解など無理だから法廷で争いましょう」 と返答。
数日後、アコム側は意外にあっさりと態度を軟化。
結局のところ、過払い金の元金に利息を含めた「90万円」を支払っていただくことで合意。
第1回口頭弁論の法廷において、「和解に代わる決定」を得た。
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