実名と匿名

2013 年 2 月 7 日 木曜日 投稿者:mituoka

 

全柔連の問題。

 

先日、代理人弁護士が、

匿名の15名の選手たちからのメッセージとして、声明文を読み上げた。

 

でも、あれは、法律家がこしらえた、よくできた作文。

とてもじゃないが、選手たちの『生の声』には聞こえなかった。

 

( 僕も、しょっちゅう 『陳述書』や『上申書』などを作文している )

 

15名の選手たちの、様々な声を十把一絡げ(じっぱひとからげ)にしちゃったら、

彼女たち個々の叫びが伝わらないのは当たり前。

 

 

 

・・・・と思っていたら昨日、

代理人弁護士が15人全員の実名を公表すると言いだした。

 

これも当たり前。

 

告発する側にも大きな責任が伴う。

匿名のままで、事態が好転することはあり得ない。

 

2チャンネル等で血気盛んに毒づく輩たちの意見が、

まったく説得力を伴っていないのと同じだ。

 

実名を出した暁には、代理人を通さない『生の声』をぜひ聞かせて欲しい。

 

 

 

ただ、次に懸念するのは、実名公表と同時に訴えがトーンダウンしてしまうこと。

 

 

つまり、2チャンネルの例とは逆で、

実名を使っての意見発信(たとえばブログ)になると・・・

 

いい子ちゃんを気取って言いたいことを言わず、

生身の『人間』としての個性が全然伝わってこない、

無味乾燥でまったくつまらないものになってしまう

 

残念ながらそんな悪循環に陥る人たちを、僕はたくさん知っているからだ。

(これも、法律家の人たちに多いケースなのだが・・・)

 

 

あれ?

結局のところ、実名と匿名、どっちがいいんでしょうかね?

 

 

 

 

なんにしても僕はこれからも、もちろん『実名』で(笑)、

自分のギャンブラーな一面を何の臆面もなく取り上げていきますよ。

 

今週末から来週にかけては、小倉競馬場と佐賀競馬場に乗り込みます!

 

 

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