急謄

2013 年 2 月 15 日 金曜日 投稿者:mituoka

 

久しぶりに過払い金の返還請求事件について。

 

 

つい最近の話です。

 

 

敢えて実名は伏せますが、相手は大手消費者金融 S としておきます。

 

 

合計で 125万円の返還を要求しました(過払い金の元金は約108万)。

 

 

対するS社は、いわゆる『分断』による一部時効消滅を主張。

 

125万?冗談じゃない。44万円しか認めん!

 

 

たしかに、途中、一年超の空白期間があります。

 

でも、僕は、裁判になれば勝てるのではないか・・・という、おぼろげな自信のようなものを持っていました。

 

わかりました、提訴させてもらいます。法廷でシロクロつけたいと依頼者も申しておりますし

 

 

数時間後、S社から電話が入り、72万までつり上がりました。

それでも「NO」です。

 

また数時間後、今度は108万になりました。

もちろん、「NO」。

 

 

そして、さらに数時間後。

3度目の正直と期待しましたが、提示額は120万。

これも「NO」。

 

残念ながら、その日はタイムアップ・・・。

 

 

翌日の午前中、『4度目』の正直でした。

 

わかりました。125万円を支払います

 

遂に、待望の言葉を聞くに至りました。

 

 

44万が125万円に化けるまでに要した時間は、わずか一日半。

 

36時間で3倍に膨れ上がったことになります。

 

依頼者にお渡しするお金も、そして、(いやらしい話ですが)当方の成功報酬も、3倍アップ!

 

 

ホントによかった。

 

 

この案件、A社やE社ならばテコでも動かなかったでしょうね。

 

さすがにS社は基盤が違います。

 

 

 

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