復権のウオッカ、ヴィクトリアマイル
2009 年 5 月 18 日 月曜日 投稿者:mituoka昨日のヴィクトリアマイル(Jpn1)はウオッカの圧勝に終った。力が違う、といえばそれまでだが実に見事な勝利。ドバイでの2戦が期待はずれだっただけに、多くのファンを安心させるに充分な「7馬身差」。一足先に引退した宿命のライバル・ダイワスカーレットも喜んでいるはず。勝ちタイムは1分32秒4。その昔オグリキャップも同タイムで走った。タイム面もさることながら起伏に富むドラマティックな競争生活という面もオグリキャップに並んだ感がある。
武豊の22年連続GⅠ勝利という快挙も同時に達成されたが、ウオッカの圧勝にそれが霞んでしまった。武豊が乗るとき、私たちは馬ではなく彼の華麗な騎乗ぶりに目を奪われることが多いが、この日は全員がウオッカの躍動だけを見ていたのではないか。
次走は安田記念と言われています。安田記念も得意のマイル・府中、ディープスカイが出てきても彼女の負ける姿は想像できない。GⅠ6勝目はすぐそこです。