私のことなど誰も知らない
2009 年 5 月 18 日 月曜日 投稿者:mituokaある日、お弁当屋さんでの出来事。
何人かのお客さんと一緒にお弁当ができあがるのを待っていると、60歳半ばと思しき男性が「○×だけど、頼んでおいた弁当できてる?」と言いながら入ってきました。店員さんは「なにをご注文くださった○×さんですか?」と問い返すと、「○×だ!何を頼んだのかなんて話す必要ない!」と急に怒り出しました。○×というありふれた苗字、それに加え日曜なので混んでいたお弁当屋さんは、『何を頼んだ』○×さんかを特定しないと対処できない状況にあったことは容易に察します。
○×さん、あなたのことなど誰も知らないですよ。自分が誰であるか、どんな用件を持ってそこに来たのかを説明することなんて、大した苦労ではないはず。あれだけ怒鳴り散らされては店員さんもいい迷惑ですし、多くの人はあなたをすごくカッコ悪い人間だと感じましたよ。どこの社長さんか、役員さんか、なんて関係ない。
年が多くなるにつれ、自分のことを誰でも知っていると勘違いする傾向にあるように思える。私は電話をかけて「どちらの三岡さんですか?」と問い返されても今のところ(?)平然としている。私のことなどほとんどの人が知らないのだから当然だ。