札幌債権回収の提訴、取下げ
2013 年 7 月 4 日 木曜日 投稿者:mituoka平成10年4月。
Aさんは宝石店でネックレスを購入した。
現金の持ちあわせがなかったのでゼネラル・エレクトリック・キャピタル・コンシューマー・ファイナンス㈱のクレジットを利用。
しかし、上記クレジット会社に対する僅か数回の支払いの後、Aさんはわけあって支払いができなくなってしまった。
15年もの年月が経過した今年4月、札幌債権回収㈱という業者がAさんを提訴した。
訴状によれば、同社は現在の債権者らしい。
(本件のクレジット債務はその後何度も債権譲渡が繰り返されていたのだという)
日本保証、ギルド、そしてこの札幌債権回収・・。
彼らの行なっている作業というか所業(あえてこう書く)は、もはや架空請求に近いものがある。
先月、被告Aさんの訴訟代理人に私が就任。
私のやるべきことは、ただひとつ。
そう、答弁書において「消滅時効」を援用するだけだ。
すると、その日のうちに、札幌債権回収は「取下書」を出してきた。
なんだかなぁ・・・
阿藤快さんお得意のフレーズが、思わず口をついた。
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