歴史を塗り替える鼻差 ブエナビスタのオークス
2009 年 5 月 25 日 月曜日 投稿者:mituokaクレオパトラの鼻がもう少し低かったら歴史は変わっていた。ブエナビスタの鼻があと数センチ低かったら昨日の勝利もなかったかもしれない。それほど微妙なきわどい「鼻差」でしたが見事な末脚で2冠達成。同じくスペシャルウィークを父に持つシーザリオが見せた4年前の鬼脚に匹敵する凄まじいもの。桜花賞に続き、オークスでも同じ相手とのマッチレースに勝ったのですから着差以上に実力差はあるのでしょう。
陣営はこの勝利で自信を深め今秋の凱旋門賞挑戦を明言。斤量も3歳牝馬に有利になるわけで期待は膨らみます。素晴らしい眺め、という意味の名を持つブエナビスタ(余談になりますが長野県松本市で知人がブエナビスタという名のホテルを経営しています。これがまた素晴らしいホテルです)。日本牝馬初の凱旋門挑戦、そして世界制覇へ。世界を見据える彼女の視界は良好です。