プロミスの迷言(過払い請求事件)

2013 年 7 月 31 日 水曜日 投稿者:mituoka

平成14年7月、Aさんはプロミス(現SMBCコンシューマーファイナンス)と契約。

以後、借り入れと返済を繰り返す日々が始まった。

 

当事務所に来所したとき、約定の残高は約97万円もあった。

 

ところが引き直し計算をしてみると、逆に99万円の「過払い」であることが判明。

全額の返還を請求したところ、本日、担当者から電話が入った。

 

プロミス担当者 「過払い金のうち70万円をお返ししますので、どうか和解してくださ

私 「無理です

 

当社としましては、債権97万円を放棄するのですよ。70万円を支払うだけじゃない。先生もそこらへんをご勘案くださ

開いた口がふさがらない、とはこのことだ。

過払いなのだから放棄もへったくれもない。何を言ってるんですか?

 

それでも担当者続ける。

Aさんとはつい先日まで、10年以上に渡り取引がございました。つまり、Aさんも、当社に対して、『長い間助けてもらった』というお考えをお持ちのはずです。先生、この電話で勝手に決めず、どうかAさんのお気持ちを確かめてください

開いた口がふさがらないどころか、今度はアゴがハズれてしまいそう。

Aさんはつい最近まで、支払う必要のないお金を何年も支払わされ続けていたんですよ。感謝しているわけないでしょう

 

またひとつ、訴訟案件が増えそうだ。

 

 

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