ホセ・カンセコ
2009 年 5 月 26 日 火曜日 投稿者:mituokaホセ・カンセコの名を久しぶりに聞いた。1980年代後半、MLBオークランド・アスレチックスであのマーク・マグワイアと「バッシュ・ブラザーズ」を形成した強打者。史上初の40-40(40本塁打40盗塁)を記録した名選手である。ハンサムで陽気なキューバ人で、あのマドンナとも噂があったカンセコ。数年前に引退して悠々自適の生活を送っているかと思ったが、日本のリングで格闘技デビューするという。
カンセコはいかにも腕っ節が強そうなパワーヒッターだったので格闘技にうってつけかもしれないが、なにか寂しさを感じる。日本でいえば清原和博が格闘技デビューするようなものだ。リングに上がるカンセコを見る気はしない。マグワイアとカンセコ、そしてNYメッツのドワイト・グッデン(Dr.Kと呼ばれていた)らイキのいい若手が大活躍していたあの頃のMLB。日本人選手の活躍は皆無の時代、MLBのレベルは雲の上のものだと信じていた。ゆえに彼らは特別な存在だったのだ。