無尽蔵
2013 年 9 月 9 日 月曜日 投稿者:mituoka金曜日、掛川でオリコ相手の過払い請求訴訟。
法廷に入る前、開廷表を見た。
僕の事件のほか、同時刻にもう1件予定されている。
定刻、開廷。
先ずはその事件(交通事故の損賠請求)の審理が始まり、10分後、終わった。
さぁ僕の出番だと気合いを入れたところ、
「それでは、みなさん、今日は御苦労さまでした」と言い残しながら、裁判長が姿を消してしまった。
居残っていた書記官に、慌てて尋ねた。
「〇☓さんの代理人です。11時から予定されているはずじゃ?」
僕の顔を発見し、彼女は驚いた表情を見せた。
「あれっ?上申書に、欠席しますって書いてありませんでした?」
「いいえ、被告が欠席予定だと書いただけで、原告側は出席する予定でしたよ」
こちらから事前にFAXで送っておいた上申書を見直す書記官。
「あっ!本当ですね。わかりました、裁判官を呼びにいってきます!」
脱兎の如く、走り去る書記官。
3分後、再び法廷に登場する裁判官。
ようやく、僕の順番がまわってきた。
書記官も、裁判官も恐縮なさっていた。
だけど、むしろ僕は彼らに感謝している。
こういう珍事のおかげで、ブログのネタが尽きないのだから。
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