先人の努力の賜物
2009 年 7 月 3 日 金曜日 投稿者:mituoka当事務所の補助者から たまに聞く話。
消費者金融の担当者から、すごく高圧的な態度で早期の和解を促された。
とても乱暴な言葉遣いで、怖い思いをした。
私個人に関して言えば、そのような不快な思いをしたことはほとんどない。
消費者金融担当者のほぼ全員(例外もたまにありますが)、私に対してはまったく丁重な、穏やかな話しっぷりなのです。
しかし、そのような苦情を事務員から聞けば、私もその担当者に電話して抗議することもあります。
いかなる理由があろうと、乱暴で脅迫めいた言葉遣いなど言語道断!
許されることではありません。
話は変わります。
5年以上前に簡裁訴訟代理権特別研修の講師として来られた弁護士のかたはこうおっしゃっていました。私の心に深く刻まれた言葉です。
大事なのは 「何を言うか」 ではなく、「誰が言うか」 だ。
『弁護士』 というだけで相手は話を聞き入れてくれる。
これも諸先輩がたの積み重ねてきた実績のおかげ。
司法書士もこれから訴訟代理人として活躍していくならば、
たくさんの実績を積み重ねていってほしい。
相手方が私に対してだけ高圧的な態度を取らない理由が「司法書士」であるからだとすれば、司法書士が社会に認知されてきた証(あかし)。特に多重債務問題に真剣に取り組まれてきた諸先輩がたの努力と実績の賜物だと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。
最後に、話はまた戻りますが、消費者金融会社のご担当者のみなさん、当事務所の事務員に対しても紳士的な対応をよろしくお願いします。