熊本市は政令指定都市となるか
2009 年 7 月 20 日 月曜日 投稿者:mituoka熊本市との合併の賛否を問う熊本県植木、城南両町の住民投票が6月28日投開票され、両町ともに合併賛成が多数となり、合併がほぼ確実となった。熊本市の人口は05年国勢調査で約67万8千人。両町との合併で約72万8千人となり、政令指定都市移行の目安とされる70万人を超えることから、北九州、福岡両市に次ぐ九州第3の指定市昇格が濃厚となった(朝日新聞より)
妻の故郷・熊本県下益城郡城南町。もうすぐ熊本市城南町となるのだろうか。慣れ親しんだ町名がなくなることに寂しさを感じる人も多いだろう。静岡県の旧清水市(現在は静岡市清水区)の住民も、静岡市に合併された当初は同じ思いだったに違いない(その後、静岡市は政令指定都市に移行)。しかし、政令指定都市化肯定派の立場から言えば、地形や風土そのものが変化するわけではない、ということになろう。
政令指定都市となったわが静岡市。政令指定都市化のメリットは簡単に言えば、多くの権限を県から移譲され、独自の財源が確保でき、主体性と自立性を持った政策を展開できるということだろう。しかし、一市民たる私は特に何の変化も感じ取れていない。行政側の利便性のみが向上する一方で、市民ひとりひとりは良い意味での変化を実感できないのでは政令指定都市化も意味を持たない。
なんにしても、熊本市と静岡市の更なる発展に期待します。