新政権への期待

2009 年 8 月 31 日 月曜日 投稿者:mituoka

民主党の圧勝、というより自民党の惨敗
多くの人々が現在の生活に大きな不満を持っていることが証明されたということでしょう。

簡単に言えば「生活が潤っていない」ことへの反発。これに限ります。

債務整理の仕事を通じて、派遣切り、賞与カット、労働日数の激減など、ニュースになっている出来事を身近に感じている日々。

政権が変わっても国民の生活が変わらなければ意味がない

民主党には何とか頑張ってもらいたいものです。

民主党のマニュフェストに関し私個人の意見を書きますと、「子供手当て」の充実もいいが、不妊治療費の保険適用を実現してもらいたい。子供手当ての意図のひとつに少子化対策があると思うが、それには不妊治療費の国民負担を減らすことも重要な原動力になるはず。現在も助成金支給制度があるが、年収制限・回数制限等があり助成金を受けられる夫婦は50%に満たないという。保険が適用されれば治療費の3割負担で済み、もちろん保険加入者全員が恩恵を受けられる。

子供手当て、高校無償化等には子供のいない家庭からの不満の声が挙がるはずだが、不妊治療費保険適用はその声を少しは抑える効果もあろう。

国民全員を納得させる政策などない。一部の人が納得する政策は、それ以外の人々にとっては不満なはず。しかし、政治とはそういうもので均衡をうまく保っていくバランス感覚が必要。民主党の実力が試されます。

4年後、国民はどのような審判を下すのでしょうか。新政権はすぐに「旧政権」に成り下がる可能性を秘めています。

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