ブラックリスト(信用情報機関の事故情報)に関する誤解
2009 年 10 月 14 日 水曜日 投稿者:mituokaブラックリストというものは存在しない。
しかし、信用情報機関に債務整理等の情報(事故情報といわれる)が記載されている期間(5年~10年ぐらい)は新たな融資が受けられない可能性が高い。
上記は周知の事実です。
それでは、事故情報が消えさえすれば必ず融資は受けられるのでしょうか?
融資の申し込みを受けた金融機関・消費者金融等は、信用情報機関から取り寄せた事故情報のみならず他社からの借入・返済の状況や、申込者の年齢・年収や職業等も審査の対象とします。
つまり、ブラックじゃないからといって必ず融資が受けられるわけではありません。
ブラックさえ消えれば融資が必ず受けられると誤解なさっているかたは少なくないようです。
また、間近に迫った改正貸金業法の完全施行に伴い、消費者金融会社等からの融資には総量規制(※)も行われます。
今後は「ブラック」以外の理由によって融資の受けられないケースが増える可能性が高いといえます。
※個人の借入総額が原則として年収の3分の1までに制限される決まりのこと
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