司法書士法改正案、再来年国会提出へ

2008 年 12 月 8 日 月曜日 投稿者:mituoka

司法書士法改正問題で、日本司法書士会連合会は改正案の再来年の国会提出を目指しているといいます。主な改正内容は①名称の変更②法律相談権の拡充③家事・執行各代理権の付与、などらしい。①については、国民に定着しつつある「司法書士」という名称を変える必要があるのか?という声が司法書士界内にも多い。ただ、各司法書士は「代書屋」のイメージから脱却したいという強い願望を持っていることも事実です。私もその一人。現在の司法書士の多くは「代書屋」とは程遠い仕事にあたっています。だが、②と③については弁護士会側から反対の声があがっているので改正への道のりは平坦ではないと思われます。弁護士会側の反対はごもっとも。司法書士と弁護士、試験自体も違いますし、極端な話ですがこのまま法改正が繰り返され職域に関して境界がほとんどなくなってしまうのもどうかと思います。司法書士は司法書士。「何ができないか」ではなく「何ができるか」を探っていくことも必要でしょう。

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