「支払う」
某銀行から届いた陳述書にはこう書かれていた
過払い金返還請求訴訟の判決を基に、
消費者金融業 E社 の預金口座を差し押さえたことが功を奏したのである
E社は関東のY市N区に本店を置く業者であるが、
敗訴判決を受けても満足に支払おうとしない等の「往生際の悪さ」で悪名高い
これで訴訟費用を含めた満額が、数日後には銀行から支払われるであろう
「感無量の思い」とは依頼者のAさん
以下に、かつてAさんから頂戴したメールの一部をそのまま紹介する
E社は取り引きの手続きの最初から「はい、○○して!」「そうじゃねーよ!」「あん?おい!どういうことだよ?」「お前さー」こんな感じです。まだ入社して間もない若手社員、客の中には息子とも孫とも言える歳くらいの社員から「あんたさー」と呼ばれ書類を書いて行きます。
屈辱的な言葉は数々ありますが、中でも酷かったのが入店する際に帽子を脱ぎ忘れ着席してしまいました。それを22歳くらいの社員が「おい、頭に怪我でもしてんのか?」「え?ああ・・・すいません」と脱ぐと「部屋の中では帽子を取れと教育されなかったのか?そんな非常識な奴を信用して俺らは金を貸せると思うのか?」「いえ・・・すいませんでした」「謝って済むなら警察は必要ねーよな?」「すいません・・・」「すいませんじゃなくて、なんで帽子を脱ぐという常識を持ち合わせていないのか?って聞いてんだよ」
その後「答えられないなら、今日は融資できないから帰れ!信用できねーから」仕事も不安定で、生活費などの支払いも滞り不安な毎日を送って銀行を訪ねても「審査があり、融資までに2週間かかる」と言われ、泣く泣く人目を避け消費者金融をたずねて行って、、、情けなくなりました。他の客も殆ど同じだと思います。
消費者金融の審査は甘く、いわゆる「信用貸付」ですので、窓口で対面審査をし所得や返済計画を話しながら、条件が成立すれば融資を受けられ、銀行と違い遥かにスピーディです。本当に困ったときに助けて貰えた事もありましたし、多くの金融業者に感謝している客も多いでしょう。しかし、E社は(中には親身になり優しい方もいました)電話も対面での会話も上記の対応が殆どでした。ちなみに、その若手はネクタイを緩めて袖をまくっての対応でした。
長年に渡り E社への返済を続けた後、いわゆる「契約の切替」のため入店
そこで 「帽子事件」が起きた
このときすでに過払い状態であり、
法律上、E社への返済義務などとっくに無いことは知っていた
助けてもらった、という感謝の念も、これでどこかに吹き飛んだ
債務整理をしよう! E社から過払い金を取り戻そう!
すぐに私の事務所に来所なさった
回収は、E社への「雪辱」だったのだ
そして・・・
この回収は、Aさんにとって、もうひとつ大きな意味を持っている
昨年3月、東日本大震災に胸を痛めた
「一刻も早く、東北に行かなければ」
ボランティアとして被災者の役に立ちたい、という強い思いに駆られた
しかし、先立つものがなかった
1年以上続いた「歯がゆさ」からようやく解放される
私が何度か被災地に行っていることを、このブログで知っているAさんは、
盛んに現地の様子を知りたがる
「過払い金が返ってきたら、すぐに東北へ行きます!」
Aさんの大きな瞳は、さらに力強く見開き、輝いていた
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(司法書士法人 静岡)
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