三岡 陽（みつおか よう）のブログ

Ｂさんの過払い請求事件でアイフルと電話交渉。
ご担当者は「過払い金元本の５割の返還で和解してください」とのこと。アイフルは最近まで９割前後の和解を提示してきた記憶があるのですが「諸般の事情により過払い金の返還原資が足りない」と方針を転換していくらしい。また、今後は過払い金の返還について分割返済をお願いすることもあり得るという。

過払い金の算出方法についても独自の計算方法を持ち出し、減額に向けてあらゆる手を使ってくる。その計算方法は以前ご紹介したとおりですが、数ヶ月ぶりにその主張が復活してきました。

当方としては、５割返還もアイフル独自の計算方法も認めないと伝えましたが、各社ともに財布の紐がきつくなってきました。過払い請求案件の増加による景気悪化がその理由でしょうが、依頼者のかたがたも不況により生活が厳しくなったからこそ過払い請求をなさるのです。一方的な主張は通りません。

★借金問題・過払い金に関する無料電話相談０５４－２５１－２６８１
★面談相談（要予約・土日可）・メール相談も無料です。

他の債務整理関連サイトのご紹介（２件）
　過払い金請求ガイド　　　司法書士法人静岡

新生フィナンシャル（旧ＧＥコンシューマー、ほのぼのレイク）の担当者から電話。
Ａさんの過払い請求の件でした。担当者の話によると「Ａさんの場合は金額が大きいので元本の８割程度しか任意の和解には応じられない」とのこと。
「金額が大きい少ないの基準はなんですか？」と私が質問しますと
「５０万円を超えると金額が大きいということになります。少額ですと９割前後までの任意和解に応じることができるのですが・・・」
「そうですか。それでは本件については訴訟を検討します」

この基準によると計算上の過払い金５０万円のかたのほうが、５１万円のかたよりも多くの返還を受けることになる。とてもおかしな話です。

★借金問題・過払い金に関する無料電話相談０５４－２５１－２６８１
★面談相談（要予約・土日可）・メール相談も無料です。

他の債務整理関連サイトのご紹介（２件）
　過払い金請求ガイド　　　司法書士法人静岡

Ａさんの過払い請求交渉。あちらの計算によると元本は約６７万。しかし結局のところ武富士は４１万しか返せない、という返答でした。ご担当者いわく「会社の状態が非常に厳しい。現在は半額程度の返還をお願いしている。」
本件については４度目の交渉ということもあり６割強の金額を提示してきましたが、これでは当方は納得できないので「訴訟に移らせてもらいます」と返答しました。
先日も書きましたが、武富士はこの４月あたりから会社の方針として過払い金の返還率を原則として過払い金元本の５割とした様子です。破産でも民事再生手続中でもない武富士。返還率「５割」という数字はまったく驚きです。

★借金問題・過払い金に関する無料電話相談０５４－２５１－２６８１

他の債務整理関連サイトのご紹介（２件）
　過払い金請求ガイド　　　司法書士法人静岡

★面談相談（要予約・土日可）・メール相談も無料です。

Ａさんの過払い金返還請求事件に関して、本日武富士のご担当者と電話で交渉いたしましたところ、
「急激に業績が悪化している。５割返還で和解いただきたい」とのことでした。
いままでは先方からの申し出額としても過払い金元本の９割前後の提示はいただいておりましたが、「５割」という数字にはビックリ。私は「それでは到底和解はできない。訴訟を検討します」と回答しました。

どの消費者金融も過払い金返還に追われているのは承知していますが、身から出た錆。なんとかもう少し頑張ってもらいたいものです。

★借金問題・過払い金に関する無料電話相談０５４－２５１－２６８１
★面談相談（要予約・土日可）・メール相談も無料です。

他の債務整理関連サイトのご紹介（２件）
　過払い金請求ガイド　　　司法書士法人静岡

Aさんはトライトに対し、引き直し計算後の残債が約２０万円。
これを約５年間で利息ゼロの分割返済していく和解を申し入れましたが、失敗に終わりました。
トライトは遅延利息や将来利息も加味した和解を望んでいるようです。
担当者いわく、
「過払い金返還請求の案件が後を絶たない。とても払えたもんじゃない。そこで返還原資を捻出するため、このような和解は多くの先生にご理解いただいている。しかし、先生のお立場を考慮して遅延利息はカットさせていただく」

う～ん。彼の言っていることが本当ならば、今後の過払い金返還請求はとてもスムーズに和解が進むはずですが・・。どうなるでしょうか。

★任意整理・過払い請求の無料電話相談０５４－２５１－２６８１
★静岡市葵区の三岡司法書士事務所。土日無料面談相談（要予約）

他の債務整理関連サイトのご紹介（２件）
　過払い金請求ガイド　　　司法書士法人静岡

フロックスに対する過払い金返還請求案件がまったく進展しない、と幾度か書いてまいりました。
何度電話をしても「担当者が席を外している」等の返答しかありませんでした。
そろそろ何とかしなければと思い、ある事件については提訴しましたし、フロックスに対して電話で「あなたがたは過払い金を返還する気がないのですか？いい加減に返事をください」と強く迫ったりもしました。

するとその数日後（先週のことです）、ついにご担当者から電話が入りました。
「返答が遅くなり申し訳ありませんでした。過払い金を返還しない、などということはありません。案件が立て込んでいたに過ぎません。ご容赦ください」

その電話で、たまっていた案件すべてがほぼ解決。なにせ件数が多かったため、通話時間は小一時間に渡りました。数件は和解に至りましたし、他の案件も近日中には和解するつもりです。和解条件は決して納得のいくものではありませんが、諸事情を鑑みて折り合いをつけるべきだと思いました。
これからもフロックスとの和解交渉は続くと思いますが、以後はスムースに進んでもらいたいものです。

他の債務整理関連サイトのご紹介（２件）
　過払い金請求ガイド　　　司法書士法人静岡

ニッセン・ジー・イー・クレジット株式会社（京都市）との過払い金返還請求和解交渉の現状についてお知らせします。
Ｋさんはニッセン・ジー・イー・クレジットと約１０年に渡る取引がありました。残債は約８８万円でしたが、引き直し計算の結果、過払い状態であることが判明。過払い金は約２０万円・その利息は約９千円。合計２０万９千円の請求です。

結果として、２０万円ちょうどの返還で和解。利息は取れないものの、元金に関してはほぼ満額の返還を得られました。
この会社に関しては、元金は満額に近い額で和解できる傾向にあります。ただし利息については訴訟をしない限り返還は得られない。今回のケースは訴訟費用等との兼ね合いから、任意の和解で充分と判断しました。
和解上の返還期日は４月末日でした。

★借金問題の無料電話相談０５４－２５１－２６８１（三岡司法書士事務所）
★面談相談（要予約）は平日夜間・土日も可。お気軽にお問い合わせください。

他の債務整理関連サイトのご紹介（２件）
　過払い金請求ガイド　　　司法書士法人静岡

ＭさんはＨ７年２月に武富士から借入れして以来、現在まで取引があり残債は５５万円という状態でした。
しかし、引き直し計算の結果、過払いであることが判明。こちらの請求額（過払い金）は利息を含め８６万円。

実はＭさん、Ｈ１４年７月１日に一旦完済、その後、Ｈ１５年１月２７日に取引を再開していました。
武富士ご担当者は予想通り、「取引の分断を主張します。そうしますと過払い金は３１万円ほどになります」と電話でお答えになった。以前にも書いたとおり、分断の主張を受け入れ２本の取引として計算すると過払い金は大幅に減少してしまう。

わずか半年ほどの空白期間、まず第一にＭさんは完済時に基本契約を解約してもいない。それにカードを返却してもいない。これで「分断」とみなされてはたまらない。「一連の取引」に間違いない。
その旨を私が伝えると、ご担当者は「先生のおっしゃるとおりです、わかりました。一週間ほどお待ちください」とのこと。一週間後、さすがに分断の主張はしてこないであろう、争点はこちらの請求額を武富士側がどの程度まで呑むかになるはず。

最近はやみくもに「分断、分断」と主張する業者が増えていますが、そのほとんどが最高裁判例の拡大解釈。こちらが「一連一本の取引」の主張を譲らなければ意外とあっさり引き下がる業者も多いように感じます。

★借金問題・過払い金に関する無料電話相談０５４－２５１－２６８１
★面談相談（要予約・土日可）・メール相談も無料です。

他の債務整理関連サイトのご紹介（２件）
　過払い金請求ガイド　　　司法書士法人静岡

アイフルへの過払い請求事件。
以前に申し上げたとおり、現在でも返還期日は３ヵ月後。これは他社に比べかなり遅い。実際の返還は期日の約１カ月ぐらい前倒しになることが多いですが、もう少し早くならないものか。
回収する過払い金を原資に他社への残債返済に充てるケースもある。あまりに返済が遅くなると遅延損害金などを要求され和解が困難になる場合も想定されるので返還期日は早いに越したことはないのです。

本日、Ａさんの過払い請求の件でアイフルに電話。
Ｈ１０年９月～現在まで取引が続いていて残債は４９万円でしたが、引き直し計算の結果、過払い状態にあることがわかったケースです。
７割返還での和解を求められましたが、交渉の結果約９３％返還で和解。返還率からいえば、まずまずだと思います。
これからも、各社の過払い返還の現状についてご報告していきます。

他の債務整理関連サイトのご紹介（２件）
　過払い金請求ガイド　　　司法書士法人静岡

株式会社ＳＦＣＧ（旧　株式会社商工ファンド）は、民事再生手続を廃止し破産手続に移行するといいます。
先日、ＳＦＣＧに対する過払い請求事件を受任しました。
はっきり申し上げて、このような状態のＳＦＣＧから過払い金をどの程度回収できるのかまったくわかりません。

月報司法書士３月号に執筆いただいたある弁護士がこう書いています。
「顧客から取りすぎた不当利得金（過払い金）の返済すらしない企業を法的に救済する必要があるのか」
これはＳＦＣＧが民事再生手続中に書かれた文章らしいですが、破産手続に移行しても同じことが言えます。

他の債務整理関連サイトのご紹介（２件）
　過払い金請求ガイド　　　司法書士法人静岡