Ａさんはアコムと平成１４年２月から取引を開始し、平成１８年６月から一切の振込（支払い）をしていませんでした。約定の残債は約４９万円。引き直し計算後の残債は約２９万円となりました。
一般的にこういうケースでは延滞利息とか損害金とかを付けてくれ、と迫られる場合も多いのですが、アコムとは引き直し後の残債の９割を下回る２５万５千円の支払いで和解ができました。Ａさんの場合は分割ではなく一括返済予定だからということもありますでしょうが、一括返済の場合でも元本を下回る和解はできないと言い張る会社も多いだけに、今回の和解には満足しました。
天下のタモリさんをＣＭに使うほど余裕があるアコム、さすがです。過払い金返還のほうも太っ腹なところを見せてください。
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Aさんはトライトに対し、引き直し計算後の残債が約２０万円。
これを約５年間で利息ゼロの分割返済していく和解を申し入れましたが、失敗に終わりました。
トライトは遅延利息や将来利息も加味した和解を望んでいるようです。
担当者いわく、
「過払い金返還請求の案件が後を絶たない。とても払えたもんじゃない。そこで返還原資を捻出するため、このような和解は多くの先生にご理解いただいている。しかし、先生のお立場を考慮して遅延利息はカットさせていただく」
う～ん。彼の言っていることが本当ならば、今後の過払い金返還請求はとてもスムーズに和解が進むはずですが・・。どうなるでしょうか。
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経過利息。支払いが滞ってからの遅延損害金のことである。
Ａさんの分割返済交渉で、アイフル側は２０万円超の経過利息を要求。
債務元本のみの分割返済をこちらは希望しているのだから、アイフル側との要求には大きな隔たりがある。
経過利息は勘弁してほしいと私が嘆願するとアイフルのご担当者は
「そんな話は通りませんよ」と応答。
その答えに少しイラっときた私はつい、
「過払い金返還の際には利息など一切付加しないくせに、こういうときは利息を要求してくるのですか？まったく都合が良すぎる！」と言い返した。ご担当者は「・・・そうですか」
少し言い過ぎたかとも思ったが、一応言いたいことは言っておくべきだとも思う。
結局のところ経過利息は２万円ほど付加することに落ち着いた。本当はビタ一文払いたくないところだが、返済が滞ってからかなりの月日が経っているし、今後はかなりの長期分割返済になるので少しの譲歩はせざるを得ない。
最近の任意整理においては、経過利息はもちろん、中には将来利息までも要求する大手業者も出現している。取引が短い場合に将来利息など付けたら任意整理をするメリットはゼロに等しい。なんとか各社にご理解を願いたいところです。
※アイフルは、ご担当者によっては経過利息を要求なさらないかたもいます。経過利息要求は会社による統一方針なのか否か計りかねます。
今日の午後６時、静岡県東部にお住まいの男性が来所。
その男性は私と同年齢（私は８月、彼は９月生まれ）で、とても明るくパワフルでヴァイタリティあふれるかたでした。
彼は私のHPやブログをご覧になり、当事務所をお知りになったそうですが、なかなか面白いご意見をいただきました。
「先生は私より一か月だけお兄さんですね」
「メール相談に字数制限があるのはいただけない」
「直接顔をつき合せての相談のほうが安心感がある。その点をもっとアピールしたほうがいい」
「猫のゴン太くんは段ボール箱に住んでいるんですか？過払い請求なんかより、そっちのほうがよっぽど興味がある」等々。
メール相談の字数制限については、HP作成会社のご担当に伝えておきます。
面談相談も無料であることを一層強調していく所存です。
それから、ゴン太くんは段ボール箱に住んでいるのでありません。私の家のリビングに住んでいます！
帰り際には「ゴン太くんによろしく」と言って事務所を出て行きました。
映画「ジョー・ブラックをよろしく」を思い出しました。彼がブラピに見えた。ちょっと悔しい・・・。
Sさん、とても楽しい３０分間でした。仕事の疲れが吹き飛んだ気がします。
ぜひまたお会いしましょう。ありがとう。
ゴン太です、Sさんありがとう！
当事務所では無料メール相談を受付中です。
借金問題・過払い請求・登記・民事事件などの法律相談を承っていますが、下記の点にご注意いただきますようお願いします。
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メール相談をいただいてから２４時間以内に回答を送信しております。もし、速やかな返信がない場合はご相談者からのメールをこちらが受信していないものと思われます。もう一度送信なさるか、無料電話相談をご利用ください。
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②借入れ期間 （例．約３年）
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完済なさっていないかたは、上記の①～③に加えて
④毎月の返済原資（借金返済に充てられる金額） もお知らせください。
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今年の１月中旬に受任したＯさんの債務整理案件。
ライフ（株式会社ライフ 神奈川県横浜市）に対しては約１２０万円の債務が残ります。本日ライフの担当者（以下、担と略す）から電話が入りました。
担「Ｏさんの件ですが、当社としては早い和解を望んでおりまして、５月返済開始で６０回の分割にも応じますがいかがですか？」
私「そうですか。実はまだ取引履歴開示が済んでいない会社もございますので総債務額が確定しておりません。こちらからの和解案提示まで、しばらくお待ちください」
担「了解しました。できるだけ早い和解をお待ちしております」
取引履歴開示が遅れているのは、ある信販系の会社（ここはいつも遅い）です。
それはさておき、ライフはアイフルの子会社で、２０００年の会社更生法適用を盾に過払い請求事件に関してはなかなか厄介な会社と認識しておりますが、今回の「５月開始・６０回の分割案」は返済に窮している依頼者にとってなかなか良心的な対応です。
※過払い請求に関して、同社が会社更生手続きを開始する以前からの過払い金全額の支払いを命じた判決が昨年いくつか出ました。これが任意の和解においても定着化すれば大変好ましいことです。
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当事務所では多重債務問題に関する土日無料相談会を実施しております。
場所：静岡市葵区二番町１－９（司法書士法人静岡オフィス２階）
平日にお時間の取れないかた、多重債務にお困りのかたはぜひご利用ください。
過払い請求・自己破産などのご相談も大丈夫です。
予約制となっています。
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司法書士の都合により、土日無料相談会を実施しない日もございます。
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他の債務整理関連サイトのご紹介（２件）
過払い金請求ガイド 司法書士法人静岡
ニコニコクレジット又はアイリスとして貸金業を営む丸和商事株式会社（静岡県掛川市）が本日の静岡新聞に公告を掲載しました。
「残高以上に支払ってしまった顧客には返還する用意がある」というもの。最終回の支払い時に銀行振込・郵送またはＡＴＭを利用して完済金額以上の支払いをした顧客と、完済に気づかずに銀行振り込みを続けた顧客が対象だそうです。
つまり、契約通りの支払いによる「完済」のことをいうのであって、「引き直し計算」による「完済」をいうのではありません。
丸和商事の貸付は、そのほとんどが違法利息（グレーゾーン金利）によるものだと思われますので、丸和がいうところの「完済」をなさっていない顧客においても、本来ならば「完済」していらっしゃる人はたくさん存在するはず。過払い金が発生しているかたも多いでしょう。そのかたがたに対しては、丸和商事はこれからも返済を強いるのです。本日の公告を「過払い金返還の用意がある」と勘違いなさってはいけません。丸和商事は一般のかたからの過払い返還請求にすんなり応じる経営状態ではないのです。
支払い期間が長期に及ぶかたはお近くの司法書士・弁護士にご相談ください。
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朝一、Ａさんの過払い請求の件でフロックス（旧クレディア）に電話した。
「過払い金はいつ返還されるでしょうか？」
担当者
「まだ和解ができていないのでわかりません」
生来の不眠症のせいか夕べの睡眠時間は少ない。おまけに低血圧ときている。朝に弱い・・・。舌が回らない状態で電話したものだから私の口調が乱暴に聞こえたのだろう。担当者は不機嫌そうに答えた。
しかし、和解ができていないのは承知のうえ。和解するために電話したのだから。
「この電話で和解についてお話しましょう」と言うと、
「いいですけど、先生が受任されているすべてのかたの案件を片付けましょうよ」
「は？」
「うちが債権を持っているかたの件については放置されていて、過払いのときだけ電話されても困ります」
開いた口がふさがらない、とはこのことだ。
何件かフロックスに対して過払い請求通知をしているがこちらから直接電話したのは今回が初めて。
逆にフロックスからの一括返済要求には不本意ながらすんなり応じている。
何よりも、Ａさんにとっては他のかたの案件など無関係なのだ。
さすがに目が覚めた。未熟な私はムカっ！ときて
「わかりました。では私の依頼者すべての事案についてそちらから早急に和解案を出してください」と応戦した。
すべての過払い請求事件について１円も妥協する気は失せた。
ある弁護士のブログによれば、フロックスは過払い金返還についてのかつての公約を無視しているらしい。
それでいて自分が債権を持っている件に関しては無謀な一括返済を要求する。
まったく無茶苦茶な話です。
以前にも書きましたがフロックスという会社の未来は大丈夫なのでしょうか。
Aさんの過払い金7,800円をアコムに返還請求していましたが、昨日アコムの担当者から電話がありました。
「金額も金額ですからゼロ和解してください」
「Ａさんにとって7,800円は大切なお金です。ゼロ和解などできません」
「当方も債務額が少ない場合にはゼロ和解に応じることもございます。お願いします」
「それはＡさんにはまったく関係ありません。とにかくゼロ和解などできません」
Ａさんは数年前にアコムに対して既に完済しています。ゼロ和解をする気ならそもそも過払い請求などするわけがない。
それに、私は他の依頼者の案件(依頼者に債務が残る場合)においてアコムにゼロ和解をしてもらった記憶などありません。
担当者は「そうですか。それでは検討して再度お電話します」と返答。
私が「わかりました。お返事をお待ちしま・・」と言いかけたところで、電話を入れてきた当初の態度とは正反対のそれで、担当者は不機嫌そうに電話を切った。
絶対にゼロ和解などするものか、と思いました。
