‘オグリキャップ・ミンナノアイドル他’ カテゴリーのアーカイブ

カネヒキリとダイワスカーレット フェブラリーSで対決

2009 年 1 月 30 日 金曜日 投稿者:mituoka

川崎記念(G1)を快勝しG1を3連勝。不屈の闘魂カネヒキリ。あんなに長期の休養をはさんだのにこれほどまでに見事な完全復活を果たすとは誰も思わなかったことでしょう。ディープインパクトと同期の今年7歳。大した馬です。今月末のフェブラリーSでG1通産8勝目という日本新記録に挑みます。ディープを超える。普通ならば新記録達成間違いなし!というところですが、しかし・・・。
今年のフェブラリーSにはあのダイワスカーレットが参戦予定。有馬記念を圧勝した芝で無敵の女王がダートG1を走る、という前例のない挑戦ですが、蘇ったカネヒキリとの対決に胸が高まります。ダートでも芝のような先行力を見せることができればスカーレット有利と思われますが、カネヒキリがそれに食らいつく姿も見たい。昨年の天皇賞(秋)のような名勝負を!数々の常識を覆してきた名馬2頭の健闘を祈ります。

オグリ最後の産駒「アイちゃん」 ミンナノアイドル

2009 年 1 月 21 日 水曜日 投稿者:mituoka

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放牧中のアイちゃんの様子はこちら
https://www.office-mitsuoka.com/blog/archives/8613

 オグリキャップが種牡馬を引退したという話は聞いていましたが、その最後の子供「アイちゃん」が今年のデビューに向け順調にトレーニングを積んでいるというニュースがありました。

 競馬ブームを生んだ怪物オグリキャップも種牡馬としては成功しませんでした。しかし、さすがに最後の子供には注目が集まります。

 アイちゃんは牝馬(メス馬)ですがオグリと同じ芦毛の馬体とのこと。ますます力が入ります。
 人懐っこく甘えたがる性格だが物覚えは早い、というあたりもオグリに似ているのでは・・・。

 アンバーシャダイ、ミスターシービー、ニッポーテイオー、サクラユタカオー、ビワハヤヒデといった日本の競馬史を彩る名馬たちでさえ、ひっそりと種牡馬を引退していったものです。彼らの最後の子供がデビュー前からこのように騒がれることなどありませんでした。

 オグリキャップは本当に幸せな馬です。いかに多くのかたの心にオグリが根付いているかもわかります。

 競馬場で数々の奇跡を見せてくれたオグリだからこそ、種牡馬生活の土壇場で再び奇跡を見せてくれるかもしれないと期待しています。オグリのことです、まだまだあきらめてはいないはず

 目標は打倒ダイワスカーレットだ!
 がんばれ!アイちゃん

[平成21年6月追記]
 アイちゃんの登録馬名が「ミンナノアイドル」に決定!
 実は馬主のローレルクラブが一口馬主を募集しているのですが、
 私も数口(ほんの気持ちだけです)購入しました。

 青春時代にまさに私のアイドルだったオグリ最後の産駒に、ちょっとでも関わりを持つことができるなんて夢のようです(馬主はローレルクラブですが、気分は馬主です 苦笑) 。
 

 1勝もあげることができないかもしれないし、出走さえかなわないかもしれない。

 それでもいい!元気に育ってくれればそれで十分。
 オグリの血を後世に残す仕事も待っているのだから。

 ミンナノアイドルにご声援、よろしくお願いします。

 ※私のオグリに対する思いを書いたコラムもぜひご覧ください。
  →https://www.office-mitsuoka.com/column00050.html

フォゲッタブルがデビュー

2009 年 1 月 16 日 金曜日 投稿者:mituoka

 フォゲッタブルという名前の馬が18日にデビューします。

 母はエアグルーヴ、父はダンスインザダークという血統。超のつく良血。

 背には武豊。否が応でも注目が集まります。

  フォゲッタブル(forgettable)とは

 「忘れられやすい」 とか 「つまらない」 という意味。

  どうせなら「アンフォゲッタブル(unforgettable)」=「忘れられない」 が良かったのでは、と思うのですが。

  なにはともあれ噂にたがわぬレースを見せることができるか、期待しましょう。

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ロジユニヴァース、これは大物

2009 年 1 月 8 日 木曜日 投稿者:mituoka

ロジユニヴァースが札幌2歳Sに引き続き、年末のラジオNIKKEI2歳Sも連勝。これで3戦3勝。今年の牡馬クラシック戦線を一歩リードしました。札幌2歳Sのときは1番人気で勝ちましたがそれほどまでの馬だとは誰も思わなかったはず。しかしラジオNIKKEI2歳Sでは超大物と言われたリーチザクラウンを4馬身ぶっちぎっての楽勝。リーチザクラウンはあのブエナビスタに勝った馬ですのでこれを物差しにしますとロジの実力はすごいものになります。
ロジユニヴァースの父はネオユニヴァース。2冠馬でした。皐月賞、ダービーを連覇したときは歴代のサンデー産駒の中でも最強かと思わせました。初年度産駒からこれだけの馬を出したのだから大したものです。昨年アグネスタキオンが種牡馬ランキング1位に輝きました。しかしこのネオユニヴァースをはじめデュランダル、ゼンノロブロイ、そしてディープインパクトらのSS系種牡馬がこれから続々と登場してきますので「タキオンの時代が来た」というのは早計でしょう。

ダイワスカーレット、仰天のローテーション

2009 年 1 月 8 日 木曜日 投稿者:mituoka

最強牝馬ダイワスカーレットの今年のローテーションが発表されました。とにかくビックリしました。常識を覆す強気のローテです。フェブラリーS→ドバイワールドC→プリンスオブウェールズS→ブリーダーズCクラシックor秋の天皇賞→有馬記念らしい。日本、ドバイ、英国、米国と渡り歩くことになります。かつてのエルコンドルパサーのように一地方にどっかりと腰を据えてヨーロッパあるいはアメリカのみでいくつかのレースを走るのが理想だと思っていました。

しかしマツクニ調教師の「馬券を買ってない人でも面白い!と思えるスケジュール」という考えには賛同します。馬券を買わなくても競馬は楽しめる、感動できる、これは私の持論でもあります。これを世間に証明してもらいたい。競馬が人生の比喩ではなく、人生が競馬の比喩なのです。それぐらい競馬は奥深い。

上記のレース全てに出走すること自体並みの芸当ではないと思いますが、出走レースすべてに好走できたとしたら間違いなく「日本競馬史上最強馬」ということになりましょう。スカーレット・フリークの私にとっては不安がいっぱいですが、期待も大きい。日本で走り続ければシンザンの連続連体記録更新は確実かと思っていましたが、海外が舞台となると・・・。でもスカーレットのことだ、大仕事をやってのけるかもしれない。1989年、マイルCSからジャパンカップへの連闘が決まったときオグリキャップを心配し、反面期待したあの胸が張り裂けそうな気分に似たものがあります。常識を覆し続けるスカーレットの今後に注目です。

年度代表馬にウオッカ ダイワスカーレットは無冠

2009 年 1 月 6 日 火曜日 投稿者:mituoka

 平成20年の年度代表馬はウオッカに決定したそうです。記者投票の1位はウオッカ180票、2位はダイワスカーレットで79票。ダイワスカーレットは最優秀4歳以上牝馬の座もウオッカに奪われ無冠に終りました。G1を2勝し、秋の天皇賞では直接対決でダイワスカーレットに勝ったウオッカですから当然の受賞といえるでしょう。よくぞ一時の不振から立ち直りました。やはり並みの馬ではありませんでした。

 しかし、ダイワスカーレットが無冠とは・・・。牝馬による有馬制覇という夢のような快挙をやってのけたのだから特別賞ぐらいあげてもよかったと思います。平成元年、あの年の競馬を盛り上げたのは間違いなくオグリキャップでしたが(その年はGⅠを1勝)、GⅠ3勝のイナリワンに代表馬の座を奪われました。でもオグリは特別賞を受賞した。昨年のウオッカも同様でした。ダイワスカーレットにも同じはからいをしてもらえるものだと信じていました。残念。スカーレットほどの馬でも受賞できないのですから、その座を射止めたウオッカは大いに胸を張るべきです。おめでとう。

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タマモサポート、金杯を快勝 タマモクロスの遺児

2009 年 1 月 5 日 月曜日 投稿者:mituoka

タマモサポートが京都金杯を快勝しました。2馬身半の差はすごい。7番人気ながら重賞2勝目を見事に勝ち取りました。タマモサポートの父はあのタマモクロス。父子制覇ということになります。タマモクロスの時代(昭和63年)はまだ2000m戦でした。絶望的な位置取りからインを強襲した奇跡の末脚は京都金杯史上屈指の名レースです。言うまでもなくタマモクロスはオグリキャップの宿命のライバル。今は亡き「白い稲妻」の忘れ形見であるタマモサポートは父と毛色は違えど晩成の血は受け継がれているのかもしれません。これからもマイル路線を進むでしょうがタマモクロス産駒初のG1馬となるか。なお津村騎手は今日が誕生日だったそうです。津村騎手にとっても重賞2勝目。いずれもタマモサポートとのコンビによるもの。人馬のさらなる飛躍を期待します。

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メイショウサムソンの引退式

2009 年 1 月 4 日 日曜日 投稿者:mituoka

京都競馬場で今日の午後、メイショウサムソンの引退式が行われました。皐月賞・ダービー・春と秋の天皇賞とG1を4勝の名馬でもあり、オペラハウスの後継として種牡馬としても活躍を期待しています。

本日の引退式、まず石橋守ジョッキーが騎乗して馬場に入ってきました。そのときは「おぉ!」と感動しました。最後はやはり苦難を共にした石橋さんがサムソンに乗るんだ、と安堵しました。しかし、しばらくすると武豊ジョッキーが登場して石橋さんと乗り替わり、ストレッチの疾走も武豊さんを背にして行われました。引退式に水を差すつもりはありませんが、今日はずっと石橋さんに乗せてあげたかった。私たちの記憶はこれから先もずっと「サムソン=石橋守」だからです。

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ウオッカ、ディープ、ダイワスカーレット 年度代表馬は?

2009 年 1 月 1 日 木曜日 投稿者:mituoka

平成20年の年度代表馬はどの馬になるのでしょうか?記者投票で決定されますが、ウオッカ、ディープスカイ、ダイワスカーレットの3頭の争いとなりましょう。G1を2勝したウオッカとディープスカイ。有馬記念を圧勝したダイワスカーレット。さぁ、どうなりますか。

私個人としてはダイワスカーレットに年度代表馬のタイトルを取らせてあげたい。平成19年はG1を3勝もしながらもアドマイヤムーンに代表馬の座を奪われました。平成20年は秋の天皇賞(2着)では1着のウオッカ、3着のディープスカイ以上の強さを見せつけ、有馬では強豪牡馬を圧倒しました。あくまで年度代表馬であって年度「最強」馬を選ぶのではない、ということはわかっています。ウオッカ有利なのは否めないでしょうが、実力だけで評価するならば年度代表馬はスカーレットに間違いないと思います。

風と共に駆けぬ ~有馬記念 ダイワスカーレット優勝 ~

2008 年 12 月 28 日 日曜日 投稿者:mituoka

 ダイワスカーレットはやはり強かった。ウオッカらのいない今回の相手関係から考えて圧勝して当然だとは思いますが、それにしても見事な勝利でした。他の人気馬スクリーンヒーローやメイショウサムソンは逃げるスカーレットを意識して早めに捉えにいったが捕まえ切れず、逆に末脚を失くして惨敗。これもスカーレットの強さの証明です。気楽に走った人気薄アドマイヤモナークが2着で漁夫の利を得る結果となりました。

 ウオッカが64年ぶりの牝馬ダービー制覇なら、こちらは牝馬37年ぶりの有馬制覇。ウオッカとスカーレットの並外れた強さはチューリップ賞で確信していた私ですので(過日のブログを参照ください)これらはさして驚くことではないのですが、過小評価され続けたスカーレットがようやく混合G1を勝ててホッとしています。それにしても単勝260円はつきすぎ。100円元返しでもいいぐらいです。

 スカーレット、来年は海外が舞台。更なる試練に立ち向かっていく姿は映画「風と共に去りぬ」のラストシーンでのスカーレット・オハラを思い起こさせます。凱旋門賞でウオッカとワンツーフィニッシュ、なんてことになれば最高です。

 また、この勝利でダイワスカーレットの母スカーレットブーケは産駒G1通算9勝の新記録達成。18年前のオグリキャップ引退式当日のクイーンカップでスカーレットブーケが武豊を背に圧勝するのを府中の客席から見ましたが、あの馬がこんな偉い母になるとは・・・。感激です。