‘オグリキャップ・ミンナノアイドル他’ カテゴリーのアーカイブ

メイショウサムソンはオグリキャップになれるか?有馬記念

2008 年 12 月 22 日 月曜日 投稿者:mituoka

有馬記念ではメイショウサムソンにも注目です。ご存知のようにこれが引退レースとなるからです。5歳での引退、ジャパンカップ敗退からの参戦、そして武豊への乗り替わり・・・。まるで18年前のオグリキャップのようです。奇跡の復活勝利を果たすのでしょうか。ただし、サムソンの父オペラハウスはテイエムオペラオーで有馬を勝っていますが小回り中山競馬場が得意の血統とは言えない気がします。凱旋門賞、ジャパンカップでの敗戦を見ると峠を越しているようにも見えるし、いくら天才の手綱さばきが手伝おうと勝つまではどうか、と思えてなりません。あっ、ここまではオグリの有馬のときの戦前の下馬評とまったく同じですね(笑)。そして瀬戸口師に育てられた点も共通です。

しかし結論としては、サムソンがオグリほどのドラマティックな馬であるかどうかを判断するだけ、です。私としては武豊騎手ではなく、ジャパンカップに引き続き石橋守騎手が有馬でもサムソンに乗るのであればドラマティックな結末もあり得る、あっていい、と思っていました。

有馬記念 怖いグラスワンダーの血、スクリーンヒーロー

2008 年 12 月 22 日 月曜日 投稿者:mituoka

ついに有馬記念が今度の日曜日に迫りました。ダイワスカーレット断然優位という考えは変わりませんが、ジャパンカップ王者スクリーンヒーローがますます不気味な存在になってきたような気がします。スクリーンヒーローはグラスワンダーの仔。グラスワンダー産駒はスクリーンヒーローのジャパンカップ制覇のほか、マイネルレーニアやサクラメガワンダーも重賞制覇と今年になって大ブレイク中。そして昨日はセイウンワンダーがG1朝日杯FSを制覇。こういうときは不思議と同じ父の仔が活躍し出すものです。朝日杯が親仔制覇なら、有馬も?という感じすら漂います。中山競馬場で行われる両G1・朝日杯と有馬(連覇)制覇の父グラスワンダーの血と、同じく中山でマイル1分32秒2の驚愕レコード(昭和62年当時)を叩き出した祖母ダイナアクトレスの血。中山が大得意の血統とも言えます。  さぁ、どうなりますか。

有馬記念 1週前追い切り ダイワスカーレット好調

2008 年 12 月 18 日 木曜日 投稿者:mituoka

いよいよ来週に迫った有馬記念の1週前追い切りが17日、東西トレセンで行われました。ダイワスカーレット(牝4、栗東・松田国)も、安藤勝己騎手が跨り栗東Cウッドで抜群の動きを披露したそうです。

2着に敗れた昨年とは立場が違う。宿敵ウオッカが不在。実力もようやく世間に認知され今年は1番人気(昨年は4番人気)でレースに臨むことになりましょう。昨春から「必ずや牝馬の枠を超えた歴史的名馬になる」と思ってきた私にとっては牡馬混合G1の最高峰である有馬記念に勝つことは、彼女の使命、いや宿命だと思っています。敵はマツリダゴッホか。中山でのゴッホはやはり要注意。そしてスクリーンヒーロー。G2、GⅠと連勝してきた実力は本物かもしれません。なんにせよ、スカーレット圧勝を期待しています。

ダイワスカーレット、有馬でも逃走圧勝

2008 年 12 月 15 日 月曜日 投稿者:mituoka

ダイワスカーレットにとって今回の有馬記念はウオッカもディープスカイもオーケンブルースリもいない絶好のチャンス。必ず圧勝してくれるものと信じております。昨年は牝馬変則3冠、有馬2着という素晴らしい成績でも「ペースに恵まれた」などとケチをつけられっぱなしでしたが今年の大阪杯、そして秋の天皇賞と、その強さは外野を黙らせるに充分なパフォーマンスでした。

たしかにスカーレットのレースは中盤でスローダウンして最後の直線に向かうものが多い。しかし「ペースに恵まれた」というのは間違い。抜群のスタートとスピードでハナを奪う。中盤の遅いペースはスカーレット自らが作り出したもので、各馬は「スカーレットに競りかければ負ける」という意識があるから出るに出られない。スカーレットが「強い」からこその緩い流れ。秋の天皇賞では緩みのないハイペースでもそのままゴールを駆け抜ける離れ業も見せてくれました。チューリップ賞のときからスカーレットを「歴史的牝馬」と確信していた私は、勝っても勝っても強さを疑問視されたことに憤りを感じていました。みなさん、そろそろ素直になりましょう。有馬が楽しみでなりません。

ブエナビスタ、圧勝でダービーも

2008 年 12 月 15 日 月曜日 投稿者:mituoka

阪神ジュべナイルフィリーズ、ブエナビスタの強さが目立ちました。母ビワハイジとの母仔制覇を成し遂げましたがビワハイジのイメージより父スペシャルウィークのような競馬。末脚の強烈さはインパクト大でした。ダービー挑戦プランも浮上したとのこと。これはウオッカが切り開いた道です。牝馬でもダービーが勝てるんだ、と思わせてくれたウオッカの偉大さを改めて実感します。牡馬の大物、チーフザクラウンとも接戦したブエナビスタだけにダービー挑戦は無理な話ではありません。チーフザクラウンもブエナビスタもスペシャルウィークの仔。ウオッカのときと同様、「ダービー馬はダービー馬から」の格言が来年も通用するのでしょうか。

有馬記念ファン投票 スクリーンヒーロー50位

2008 年 12 月 14 日 日曜日 投稿者:mituoka

今月28日に行われる競馬の有馬記念、ファン投票の結果が発表されました。1位ウオッカ、2位ダイワスカーレット、3位メイショウサムソンとまずは予想された通り。しかし、ジャパンカップを制したスクリーンヒーローが50位とは・・。ファン投票受付開始が11月22日であったためだと思いますが国際GⅠジャパンカップを勝った馬にしては低すぎる順位です。先日のジャパンカップで、かつて出走かなわなかった父グラスワンダーと、87年に3着に敗れた祖母ダイナアクトレスの無念を晴らした孝行息子。スカーレット断然優位と思われる有馬で再びヒーローになれるか。注目です。

2008年の総括 秋の天皇賞がすべて

2008 年 12 月 12 日 金曜日 投稿者:mituoka

有馬記念はダイワスカーレットが圧勝するものと信じて、早くも今年の競馬界の総括を述べてみます。なんといっても女傑決着となった秋の天皇賞、これが今年のすべて、いや21世紀最大のハイライトでした。自慢話になりますが、ウオッカとスカーレットのこの名勝負、なんと私は1年半以上前に予言していたのです!これは虚言ではありません。

昨年3月のチューリップ賞(ウオッカがスカーレットを首差退けたレースでした)の後、ファン・マスコミは「やはりスカーレットじゃウオッカに勝てない。桜花賞はウオッカが断然」という評価を下しました。しかし私は友人に「ウオッカも強いがスカーレットは強い!こんなに強い馬とは思わなかった。この2頭は牝馬の枠を超えた名馬になるはず。」と宣言しました。理屈じゃありませんでした。レース中この2頭の力強さ、体からあふれ出すオーラが今まで見たことの無いものに感じたのです。それに加えて「桜花賞はスカーレットが逆転するよ」と予言。結果はご存知のとおり。そしてダービー。「桜花賞で牝馬(スカーレット)に完敗した馬が牡馬を相手に勝てるわけない」というムードでしたが私は「ダービー馬の称号にふさわしいのはウオッカしかいない。桜花賞は負けたが相手がスカーレットだったから。ダービーは桜花賞より格段にメンバーが落ちるよ。」と言いました。友人は「バカな・・・。」と呆れ顔でしたがウオッカは64年ぶりの牝馬によるダービー制覇を圧勝で成し遂げたのです。

その後スカーレットは牝馬変則3冠に輝き、ウオッカは今年の安田記念をまたも牡馬相手に圧勝しました。そして迎えた秋の天皇賞、常識を覆す牝馬によるワンツー・フィニッシュ。ウオッカ、ダイワスカーレットは間違いなく「牝馬の枠を超えた歴史的名馬」になりました。思い出しただけでも涙がでてくるレースというのは滅多にありません。あの感動はずっと忘れないと思います。

ブルーメンブラットの引退

2008 年 12 月 11 日 木曜日 投稿者:mituoka

 今年のマイルチャンピオンシップの勝ち馬ブルーメンブラットが引退するとのこと。4番人気ながら快勝したレースを最後に引退、希少なアドマイヤベガ産駒なのでもったいない感じもしますが、次の仕事(出産)でまた頑張ってもらいましょう。マイルチャンピオンシップでの牝馬の優勝は94年ノースフライト以来14年ぶりでした。私の中では「マイルは牝馬」という定説があったのでこれは意外な感じ。最近はマイル以外の混合GⅠで牝馬が活躍していますが(笑)。

ブラックエンブレム、ドバイへ

2008 年 12 月 11 日 木曜日 投稿者:mituoka

東京中日スポーツによりますと、秋華賞優勝のブラックエンブレム、同3着プロヴィナージュの小島茂勢3歳牝馬2頭は来春、ドバイに遠征する公算が大きい、とのことです。結果によってはドバイデューティーフリー(G1・3月28日・芝千七百七十七メートル)への出走もあり得るといいます。今年のウオッカ(4着)の雪辱なるか。期待したいところです。

カネヒキリ、奇跡の復活 ジャパンカップダート

2008 年 12 月 7 日 日曜日 投稿者:mituoka

4番人気のカネヒキリが3年ぶりのジャパンカップダート勝利。史上初のジャパンカップ2勝目を上げました。一か月前の武蔵野ステークスで2年半ぶりの実戦。結果は大敗でしたがレース勘を取り戻すのに役立ったのでしょう。ヴァーミリアン、サクセスブロッケンの2強を見事に破り、久々の美酒に酔いました。さすがは「砂のディープインパクト」!これだけ長いブランクを克服してGⅠを勝った馬はほかにいたでしょうか?ルメール騎手の手綱さばきも素晴らしかった。なにせ脚に不安があるので難しいのかもしれませんが、もしも来年のドバイWCに行くのなら、4着に敗れた3年前の雪辱を果たしてもらいたいものです。