先月９日、府中の東京競馬場にオグリキャップが登場しました。オグリが東京競馬場に姿を現すのは引退式が行われた平成３年１月以来１７年ぶり。この日のためにはるばる北海道からやってきてくれた。学生時代に引退式も見に行った大のオグリマニアである私も当然再会を果たすべく東京にかけつけるはずでしたが相談業務が入ったので断念。テレビでオグリキャップの勇姿を拝見しました。真っ白になっていましたが、パドックで見せる気合は昔のまま。きっとオグリは「今日は久々にレースだ。よっしゃ、頑張るぞ！タマモクロスやスーパークリークも出るのかいな？」と思っていたに違いありません。翌日、オグリは北海道に帰りました。余命は長くないと言われていますが、オグリよ、いつまでもお元気で。必ず北海道に会いに行きます。
ジャパンカップ（JC）を終えて、古馬G１戦線はいよいよ有馬記念を残すのみとなりました。毎年一番の盛り上がりを見せる有馬記念ですが今年は少し様相が違います。JCを戦ったウオッカ、ディープスカイ、オーケンブルースリは有馬に参戦しないことが濃厚。JC組ではメイショウサムソン、スクリーンヒーロー、マツリダゴッホが参戦しますが、やや寂しいメンバー構成になりそうです。特にウオッカには桜花賞・天皇賞（秋）に続くダイワスカーレットとの名勝負を有馬で見せて欲しかった・・・。このメンバーならばスカーレットが実力で抜けているはず。こうなったらスカーレットには平成初、２１世紀初の牝馬による有馬制覇を「圧勝」で飾ってもらいましょう。
日曜日のジャパンカップ、３歳の若駒・オーケンブルースリは私の期待もむなしく５着。しかし、最後の直線で勝ったスクリーンヒーローに道を塞がれる不利もあったように見受けられました。その後、進路変更するも、結局スクリーンヒーローも同方向に寄れました。もしもあのとき内田騎手が思い切りよく、真っ直ぐに走らせていたら・・・と思うも後の祭り。ブルースリは頑張りました。まだまだ未完成な感のあるブルースリの今後に期待しています。
今週開催される競馬のジャパンカップ。日本からは３頭のダービー馬が出揃うことで話題となっています。そのうちの１頭、メイショウサムソンにかつての主戦・石橋守騎手が再び乗ることが決定したそうです。武豊ジョッキーの骨折負傷により１年半ぶりのコンビ復活。石橋騎手はサムソンとのコンビで初クラシック制覇を果たし、ダービージョッキーにも輝きました。その後、大きな騎乗ミスもなかったにも関わらず絆が引き離されていました。私と同年齢の石橋ジョッキー、このチャンスを逃さぬよう頑張ってもらいたいものです。
