三岡 陽（みつおか よう）のブログ

先週の金曜日、静岡県司法書士会館にて。

職務上請求等に関する研修会の講師をつとめました。（写真向かって右）

今回は静岡支部の会員向け研修会です。

司法書士等が受任した事件・事務等の遂行のため、職権に基づき、戸籍や住民票等の取得請求をすること。

それが「職務上請求」です。

戸籍法や住民基本台帳法により、認められている制度ですが・・・

個人情報保護が声高に叫ばれる今日。

私たちが職務上請求を行なう際には、とてつもなく重い責任を背負うことをも忘れてはなりません。

会場からは、いくつか質問も飛び出して、なかなか白熱しました。

週末の慌ただしい中、お集まりくださったみなさん、ありがとうございました。

このあとは、下田支部と沼津支部にも、講師として派遣される予定です。

With great power comes great responsibility　

「大いなる力には大いなる責任が伴う」

映画スパイダーマンの中で、ピーターの叔父ベンが最期に残した言葉です。

会場となった群馬会館

１１月３日

関東ブロック司法書士会協議会主催の第３７回市民公開講座に来賓として参加した

場所は群馬会館ホール

第１部　家族ドラマ「赤城さんちの相続」

第２部　ロザンの法律トークショー＆クイズ大会

定員４００名のところ３５０名以上の来場者があったというから、なかなかの盛況ぶり

ロザンはさすがにプロ

おもしろい

あそこまで笑わされるとは思っていなかった

会場近くの商店街で見かけた野良猫２匹

まだ子猫だ

親猫が一緒に暮らしている気配なし

この子たちは何も相続しなかったということか

警戒心が強い

粘ってみたが、触れることはできなかった・・・・

無事に越冬しておくれ

㈱日本政策金融公庫静岡支店　『中小企業経営セミナー』

日時 ： １１月８日１３時３０分～

場所 ： 静岡商工会議所静岡事務所５階ホール

今回からは、わが静岡県司法書士会も共催しております。

ご参考　http://www.jfc.go.jp/n/seminar/pdf/seminar131004h.pdf

※お問い合わせは直接、㈱日本政策金融公庫静岡支店まで

昨日、静岡文化芸術大学講堂（浜松市中区）において「奨学金問題を考える」と題したシンポジウムが開かれた。

静岡県司法書士が主催しているということで、私も聴衆の一人として参加。

午後１時半からはじまったシンポジウムでは、司法書士による実情報告や、弁護士による基調講演等が行なわれた。

たくさんのかたがたが、奨学金返済に苦しんでいる。

この問題を解決していくには、世界各国に比してかなり独特の道を歩んできたこの国の奨学金制度そのものに起因する問題と、現代にはびこるいわゆる「貧困問題」の両面から切り込んでいく必要があると感じた。

http://tukasanet.jp/new/130918.pdf

ティー・オー・エム株式会社。

札幌市中央区に本店があるらしい。

同社はＡさんに対し、手を変え品を変え、数種類の書面を送ってきた。

内容は、要するに、（時効消滅した）借金の支払い請求だ。

以下に紹介しよう。

「特別救済通知」
特別返済案として、減額または分割の支払いに応じる姿勢を見せている。

「調査依頼通告」
尚、連絡が何ら無い場合は、やむを得ず以後の話合いによる円満解決を断念して、法的回収を即時着手のため、先ず最優先で、勤務先会社（自営の場合は取引先会社）その他諸々を調査部に依頼し、判明次第、請求残金の保全の為下記執行対象を順次差押えすべく、予告なく所轄の地方裁判所へ仮差押執行手続きをします（アンダーラインも含め原文のまま抜粋）

「無効通告状」
特別返済案をお送りしましたが、その回答期限が既に過ぎた状態にあります。[中略] 至急、当該債権の解決の為、ご連絡いただくか、前回送付済みの回答書の返却を催告いたします。下記期限までにご連絡又は回答書の返却が無い場合は、御貴殿に対する利息・損害金等の免除並びに特別返済案を無効とし、弊社は債権者としての権利を行使いたします（原文のまま抜粋）

無効通告状の「下記期限」は今年の７月５日であったが、それを過ぎてもいまだに何の法的処置も行なわれていない。

また、すべの書面において、同社は「契約会社がオリエント信販で、前債権者がプロマイズ㈱・・・同社は債権譲渡を受けた」旨を主張しているが、有効な債権譲渡が行なわれたのかはわからない。

私がＡさんの代理人となって、同社に内容証明郵便を送った。

これで解決するはず。

同じようなケースに逢われたら、まずはお近くの専門家にご相談ください。

無料電話相談フリーダイヤル ☎ ０１２０－７１４－３１６
登記費用無料見積り ・相続・遺言・債務整理 ・過払い請求の【司法書士法人 静岡】

東京家庭・簡易・地方裁判所合同庁舎の一般来庁者は金属探知機等の検査を受ける必要があります。

でも、司法書士については、司法書士バッジの提示があれば金属探知機の検査を受けずに職員等のゲートから入庁できます。

１０月１日から、このような取り扱いに変更されました。

今後は面倒くさがらずに、しっかりとバッジを携行しようと思います。

平成２５年９月２４日午前９時２８分、伊東駅に到着。

伊東市に事務所を構える山本司法書士の車で、伊東市役所へ向かう。

約３０分後、無事到着。

随分と立派な庁舎に驚く （写真上）。

博物館、いや、テーマパークのようなゴージャスな風情がある。

午前１０時３０分、わが静岡県司法書士会は伊東市と災害協定（※）を締結！

静岡新聞などでも大きく取り上げられていたのでご存じのかたも多かろう。

続いて午前１０時４０分から記者発表。

フラッシュがまぶしかった （写真上）

僕は会長や副会長の「お供」をしたに過ぎなかったくせに、妙な充実感を覚えた。

※正式名称は「大規模災害時における司法書士相談業務の支援に関する協定」

今日も静岡地裁に行ってきた。

午前１０時からアコム相手の過払い金請求訴訟、その第１回口頭弁論期日。

例によって、被告アコムは欠席。

したがって今日の法廷では、次回期日の日時を決めただけ。

ほんの２分で終了。

裁判開始前は緊張していた原告本人も、

「こんな簡単に終わるんですね」

と驚いていた。

（この事件に関しては）おそらく、もうすぐ訴外で和解が成立し、次回期日には裁判所に行く必要もないだろう。

裁判なんて意外と大したもんじゃありませんぞ。

みなさん、お気軽にどうぞ。

無料電話相談フリーダイヤル ☎ ０１２０－７１４－３１６
登記費用無料見積り ・相続・遺言・債務整理 ・過払い請求の【司法書士法人 静岡】

午前１０時から静岡地裁。

対アコムの過払い請求訴訟。

原告本人とともに、９時５５分頃、裁判所に車で到着。

駐車スペースを探すも、なかなか見当たらず。

結局、いつもは駐車したことのない、隅っこの芝生スペースに駐車した。

珍しい盛況ぶりだ。

親しい守衛さんに訊いてみた。

「何か大きな事件があるのですか？」

「今日は開札です」

開札とは、不動産競売の開札期日こと。

なるほど、いわれてみればたしかに、ベンツだのＢＭＷだの、不動産業者さんが好みそうな外車がズラリ・・・。

黄色いナンバープレートがまぶしい軽自動車を操る僕は肩身が狭い。

裁判が終わると、身を隠すようにそそくさと事務所に帰りました。

無料電話相談フリーダイヤル ☎ ０１２０－７１４－３１６
登記費用無料見積り ・相続・遺言・債務整理 ・過払い請求の【司法書士法人 静岡】

金曜日、掛川でオリコ相手の過払い請求訴訟。

法廷に入る前、開廷表を見た。

僕の事件のほか、同時刻にもう１件予定されている。

定刻、開廷。

先ずはその事件（交通事故の損賠請求）の審理が始まり、１０分後、終わった。

さぁ僕の出番だと気合いを入れたところ、

「それでは、みなさん、今日は御苦労さまでした」と言い残しながら、裁判長が姿を消してしまった。

居残っていた書記官に、慌てて尋ねた。

「〇☓さんの代理人です。１１時から予定されているはずじゃ？」

僕の顔を発見し、彼女は驚いた表情を見せた。

「あれっ？上申書に、欠席しますって書いてありませんでした？」

「いいえ、被告が欠席予定だと書いただけで、原告側は出席する予定でしたよ」

こちらから事前にＦＡＸで送っておいた上申書を見直す書記官。

「あっ！本当ですね。わかりました、裁判官を呼びにいってきます！」

脱兎の如く、走り去る書記官。

３分後、再び法廷に登場する裁判官。

ようやく、僕の順番がまわってきた。

書記官も、裁判官も恐縮なさっていた。

だけど、むしろ僕は彼らに感謝している。

こういう珍事のおかげで、ブログのネタが尽きないのだから。

無料電話相談フリーダイヤル ☎ ０１２０－７１４－３１６
登記費用無料見積り ・相続・遺言・債務整理 ・過払い請求の【司法書士法人 静岡】