過払い請求に至る理由
2011 年 1 月 6 日 木曜日 投稿者:mituoka今日の午後、Aさんが来所した
過払い請求をしたい、と言う
Aさんは先日武富士から連絡があり、同社に対して60万円余の過払い金が発生していることを知った
他にも、すでに完済し、過払い金が発生していることが確実なものが3件(レイク、アイフル、アコム)あったのだが、武富士の過払い金を知り、
「過払い金が60万円にまで達しているとは思わなかった。それじゃ他社へも請求してみようじゃないか」
と思ったらしい
正直に申し上げれば、過払い請求を「ビジネス」と捉えた場合、先般の武富士破綻は私たちにとって大きなビジネスチャンスだった
Aさんのような依頼者が増えることを期待していないと言えばウソになる
大変ありがたい来訪だ
「武富士から連絡があるまでは、過払い請求をしようと思わなかったのですか?」
私の問い掛けにAさんは
「たしかに高い利息であったけど、消費者金融からの融資がなければ今の私はなかった。助けてもらったという思いも強い」
苦難の時期を乗り越え、現在は仕事も安定し、マイホームを手に入れたAさん
消費者金融は必要悪であって絶対悪ではなかった、とおっしゃる
世話になった各社に対し、過払い金の返還を要求しようなどという考えを抱かなかったのは、Aさんにとっては至極当然なのかもしれない
「でもね・・」
Aさんは続ける
「60万円という金額を聞いたら、気持ちが変わったよ」
と笑った
包み隠さず本音で話してくださったAさんに感謝している
依頼者側の心理を知るに、非常に参考になった
「この話、ブログに載せていいですか?」
「いいですよ、楽しみにしてます」
Aさん、ありがとうございました
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