FDAのリピーターキャンペーンというものをご存じだろうか?
http://www.fujidream.co.jp/campaign/pdf/repeater_blue.pdf
2012年3月25日~10月27日までにFDAに5回搭乗すると、
片道無償クーポン券をプレゼント!するというキャンペーンだ。
そして、ご覧のとおり、そのクーポン券は
「フジドリームエアラインズが運行する全ての便」に利用可能と告知されている。
まさに夢(ドリーム)のようなキャンペーンだ。
しかし、残念なことに・・・実際には全ての便に利用できるわけではない。
とても使い勝手がわるい。
搭乗したい便がある。
電話してみると担当者が「その便にクーポン券は使えない」というので、
やんわり抗議したところ、
「空席がないから無理なんです!空席を作れ!とおっしゃるのですか?」
と、こっちがビックリするぐらいの喧嘩腰で返してきたので、
「いや、空席はありますよ」
こっちも伝家の宝刀を抜いた。
(私は目的の便を、通常形式でネット予約したばかりだった。それを無償クーポン対象に振り替えてくれさえすればいいのだ)
すると、今度は
「通常の空席と、クーポン券用の空席とは違うのですよ」 と苦しい言い訳をなさる。
「告知にはそんなこと書いてないじゃないですか?全ての便にって・・」
「いえ、『その他、注意事項につきましては、片道無償クーポン券に記載されています』 と書いてございます」
たしかに、クーポン券の裏面にはとても小さな文字で、
『ご予約できる座席数には限りがあります・・・』 と書いてある。
そんなことは当たり前。
通常の予約だろうと、無償クーポンだろうと、当然のことだ。
でも、これをどう読めば、
通常の空席とクーポン券用の空席とは違う、と読めるのか?
百歩譲って、そう読めたとしても、そんな重要な事項が、
クーポン券を手にしてみないと判明しないなんて(取得方法がこれまた面倒)、
おかしくないか?
結局私は無償クーポン券の利用可能な期間(12月14日まで)で、
FDAに搭乗して旅行するチャンスが他にないため、
クーポン券はただの紙切れになってしまった。
あ~ぁ、クーポン券欲しさから、無理して5回目の搭乗をしたのに・・・(泣)
詐欺に遭ったようなものだ。
まず、告知の拙さ。
不特定多数の消費者を相手にする大企業ならば、
誤解を生じる恐れがある表示は控えるべき。
次に、クレーム処理の拙さ。
クレーマーに対して担当者が喧嘩腰になったらお終いだ。
(私がよく仕事で対峙する)最近のヤミ金業者たちのほうが、
よっぽど会話に長けていて、ソフトな語り口だ。
ついでに言えば・・・
この無償クーポンに対する、
この手のクレームは初めてではないはずなので(担当者もそれは認めていた)、
それならば、ホームページ等で「全ての便に利用可能なわけではない」旨を、
お詫びと共に掲載すべきだ。
まだまだ誕生したばかりのFDA。今後の成長に期待したい。
でも、よくよく考えてみると、騙された私が悪かった!(のでしょう)
FDAに非は無い。(のかも)
なぜなら、そもそも、
タダで飛行機に乗れるなんて、
そんな虫のいい話などあるわけない のだから!
FDAさん、本当にすみません。
言いっ放しでは失礼なので、住所と名前をしっかり告げて、電話を切った・・・。
今日は完全なクレーマーと化してしまいましたね。いやだ、いやだ。