‘様々なニュース’ カテゴリーのアーカイブ

チャンス到来

2011 年 1 月 6 日 木曜日 投稿者:mituoka

 1月6日ともなれば、軒先から門松も、テレビ番組から「新春特番」も消え去り、もはや正月気分に浸っている人間は少ないと思う

 しかし、新年明けの今週は、裁判も、不動産売買の決済立ち会いも、まったく予定に入っておらず、いつもと違う感は否めない

 スケジュール帳は見事なまでに真っ白!

 来週からは、うんざりするほど予定がギッシリ詰まっているのだが・・・(多少見栄を張っています)

 よし、事務所にいる時間が多いこの時期だからこそ、チャンス到来!

 普段は夜間や休日を利用するしかない書類作成に全力を注ぐことができる

 0(^^)0

 具体的には、準備書面や答弁書、自己破産申立等の裁判所に提出する書類だ

 世の中がまだ動いていないと見えて、かかってくる電話もほとんどない

 誰にも邪魔もされず(?)残業する必要もない(^^)なんて、幸せなことだ(いや、不幸かもしれない)

 効率よく仕事を進められそうである

☆借金問題・過払い請求等に関する無料電話相談054-251-2681
☆司法書士法人 静岡 (旧 三岡司法書士事務所)  ・ 静岡市葵区二番町

日航(日本航空)と静岡県の民事裁判

2011 年 1 月 5 日 水曜日 投稿者:mituoka

 日本航空の静岡―福岡線(3月末で運休)をめぐり、経営再建中の日航が県に運航支援金約1億5300万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が17日午後、東京地裁(大段亨裁判長)で開かれた。県側は原告の請求を棄却することを求める答弁書を提出し、全面的に争う姿勢を示した。
 日航は訴状で、「静岡空港乗り入れを決めたのは県が2009年6月の『福岡線運航支援』の覚書で(搭乗率に応じて県が)運航支援金を(日航に)支払う約束をしたため」で、覚書の対象期間の同年6月~10年3月まで運航を継続した以上、「運航支援金の支払いを履行するのは当然」と主張した。
 福岡線撤退について日航は07年10月の「静岡空港の利活用推進」の覚書に定められた「双方で協議する」との文言に従い、事前調整の上、文書、面談で伝えた―などと手続きの正当性も訴えている。
 一方、県は答弁書で、日航が静岡空港からの路線撤退を決めたことは09年の覚書に定められた「日航、県ともに予期し得なかった重大な事情変更」に当たり、その場合に行われるべき両者間の協議がなされなかったため、運航支援金を支払う条件が整っていない―などと反論した。
 次回弁論は来年1月28日午前11時15分から。日航から県の主張に対する反論が行われる予定だ。
(2010年12月18日付 静岡新聞WEBより抜粋)

 昨年1月静岡県司法書士会等が主催した新年賀詞交歓会で川勝平太静岡県知事と会話する機会があったが、当時から「日航が3月で撤退したら断固として支払わない」とおっしゃっていた。その言葉通りに全面対決する姿勢を示している。

 静岡-福岡線は私も何度か利用している。福岡空港は市街地や博多駅からほど近く、とても立地条件が良い。この路線だけは廃止してほしくないと思っていたところ日航撤退後にFDAが引き継いでくれたのでホッと胸をなで下ろした。

 さて、わずか9カ月で撤退したことが「重大な事情変更」にあたるのか、それに関する充分な協議が行われたか、あるいは撤退そのものが「信義則違反」にあたるか、が今後の争点となるだろう。静岡県民にとって興味深い裁判だ。

 日航は会社更生手続中なので安易な妥協(和解)などできないのは当然。加えて静岡県側もこの姿勢なので、裁判は長期化するものと思われる。

☆借金問題・過払い請求等に関する無料電話相談054-251-2681
☆司法書士法人 静岡 (旧 三岡司法書士事務所)  ・ 静岡市葵区二番町

年末年始のテレビはつまらない?

2011 年 1 月 5 日 水曜日 投稿者:mituoka

 年末年始のテレビ番組がつまらない、と思うのは私だけだろうか

 面白いか面白くないかの基準は人それぞれだが、私はテレビを見る気がしない

 お笑い、バラエティ番組のオンパレード

 あえて年末年始というこの時期に見る必要性を感じない

 期待していた元日放送の「相棒」も案外だった

 特別版で2時間ものだったが、内容的には1時間あれば充分なもの

 2時間を使いきるために、犯人以外の多くの人間のエピソードを無理やりねじ込んだ感が強い

 焦点がボケてしまった印象

 そして、もうひとつの期待、「全国高校サッカー選手権大会」も母校・静岡学園が3回戦でPK戦敗退

 結局3試合戦って無失点

 攻撃においても静学伝統の個人技が際立っていた

 それなのに姿を消さねばならないなんて・・・

 勝負は非情だ

 ん?なんだかんだ言ってもテレビをよく見ているではないか(笑)

 この正月、それ以外の時間はDVDを見て過ごしました!

 具体的にはやはり「相棒」と(笑)、「名探偵コナン」

 「相棒」は1時間に限る!

 「コナン」は小五郎の声が変わってしまい、慣れるまでに時間が必要だが、基本的に30分という短時間なので飽きない

 しかし・・・あっという間に借りてきたDVDを見尽くしてしまった

 早く通常のテレビプログラムに戻ってほしい

新年早々・・・  セディナ過払い請求事件

2011 年 1 月 4 日 火曜日 投稿者:mituoka

 「仕事始め」の恒例行事として、所員全員で出前のラーメンを食し、事務員さんたちが持ち寄ったドラ焼きとカステラを食した

 大好物のオンパレードに気を良くし、午後の仕事に入る

 午後1時半頃、セディナから電話が入った

 「旧セントラルファイナンスに対して発生している過払い金のうち、解決金として6万円を4月に返還してくれ

 と申し入れてあった件に対する回答だ

 ご担当者
 「金額に関してですが、5万5千円にしてもらえないですか?

 私
 「6万円でもかなり妥協した金額です。それ以上の譲歩はできません

 「こちらも原則として5月返還のところを譲歩しているのですから

 「それは御社の原則でしょう?こちらから言わせていただけば、過払い金の満額を即座に返還していただくのが原則なのですよ

 「そこをなんとか・・

 「申し訳ございませんが、なんともできません。わかりました、不本意ながら提訴させていただきます

 「当社としては穏便に任意の和解で解決したいと思っておりまして・・

 「それはこちらも同じです。訴状を書くのも面倒ですからね。6万・4月で和解しましょう

 「来週の末まで検討させてください

 「わかりました。しかし、来週末までに返答がない場合は提訴しますのでご了承ください。お手数をおかけしますがご検討ください

 昨年の11月から何度も話合いをしているがなかなか進展しない

 会話中の言葉は慎重に選んだつもりだが、内心は苛立っていた

 竹中直人の「笑いながら怒る人」という芸があったが、それに近い

 せっかくのドラ焼きとカステラの味も忘れてしまった

 とりあえず、提訴の準備を急ごう

☆借金問題・過払い請求等に関する無料電話相談054-251-2681
☆司法書士法人 静岡 (旧 三岡司法書士事務所)  ・ 静岡市葵区二番町

新年のご挨拶

2011 年 1 月 4 日 火曜日 投稿者:mituoka

2011年、明けましておめでとうございます。

昨夏の猛暑が嘘のような、極寒の日々が続いておりますが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

ここ数年来、暗いニュースの多い日本ですが、今年の干支(猫ではなく、うさぎです)にあやかり、ホップ・ステップ・ジャンプでピョンピョンと、明るい話題が少しずつでも増えることを祈念します。

全力で頑張りましょう!

今年もよろしくお願い致します。

司法書士法人静岡
 代表司法書士 三岡 陽
 代表司法書士 三岡 賢吉
 事務員一同

ほんのりと雪化粧した熊本城 (元日に撮影)

最後の事件 年越し

2010 年 12 月 28 日 火曜日 投稿者:mituoka

 昨日の午後1時半から、今年最後の裁判(私の担当する事件で)が行われた

 その前日は日曜を返上し深夜まで仕事をしていたので、お昼を過ぎても寝ぼけ眼(まなこ)だったが、裁判所周辺に吹き荒れていた寒風でシャキッ!と目が覚めた

 今年一番の冷え込みらしい

 裁判所内入ると、いつもと違う静寂に包まれていた

 基本的に年末年始にはあまり裁判予定が組まれていないからだ

 12月27日に裁判所に行くのは私も初めて

 さて、この事件は過払い請求訴訟ではなく、未納家賃等の支払いを請求する事件

 したがって被告は一般人で、借主とその連帯保証人の計2人を提訴している

 昨日がなんと6回目の弁論期日

 司法委員を介して和解に向けての話合いを行った

 約2時間を費やしたものの、またしても不調に終わる

 次回の弁論は来年1月17日となった

 裁判官曰く

 「次回で和解がまとまらなかったら、結審して判決を言い渡す

 すぐに決着すると思っていた事件なので、年越しとは意外

 話がまとまらない最大の原因は、被告たちの資力

 彼らの希望する「分割支払いの和解」に応じて差し上げたいと思っているが、毎月ご用意いただける金額が、こちらの要望金額とだいぶ開きがある

 この大不況

 1カ月待ったところで、被告たちの経済力が好転するとは思えないが・・・

 とりあえず次回を待つしかない

☆借金問題・過払い請求等に関する無料電話相談054-251-2681
☆司法書士法人 静岡 (旧 三岡司法書士事務所)  ・ 静岡市葵区二番町

クリスマスに「第9」を聴く

2010 年 12 月 26 日 日曜日 投稿者:mituoka

 25日、ベートーベンの「第9」をサントリーホールで聴いた

 演奏は新日本フィル、指揮はエンリケ・マッツォーラ

 クリスマスを意識してか、マッツォーラは赤い眼鏡・赤シャツで登場

 とてもサービス精神あふれた人で、指揮ぶりもなかなかに派手で楽しい♪

 小柄な体が大きく見える

 生まれて初めて生で聴く「第9」

 大学生の頃、CDでカラヤン指揮の第9を聴きながら第4楽章「歓喜の詩」の日本語訳を読んで号泣した記憶がある

 今日も始まる前からいやな予感がしていたのだが、やはり・・・

 第4楽章が始まると、鼻水と涙が止まらなくなってしまった

 運悪く、こんな日に限ってハンカチを持っていなかったので、大変処理に困った(苦笑)

 私の大学生時代はバブル絶頂期、そして現在は大不況

 第9には、いつの世の人間にも響くメッセージがある

ホール内に飾られたカラヤンからのメッセージ

 これは、サントリーホール内に飾ってある
 「マエストロ・ヘルベルト・フォン・カラヤンからのメッセージ」

 また、一番上の写真に写るは「カラヤン広場」

 5歳のとき母が持っていたカラヤン指揮のレコードを聴いてクラシックが好きになった

 正確に言えばクラシック音楽を好きになったというよりも、アルバムジャケットで見たカラヤンのカッコ良さに惹かれたのかもしれない

 まるでアイドル歌手のレコードのように、カラヤンの横顔がどアップになっているジャケットだった

 イケ面、とはまさにカラヤンのこと

 その後、私はバイオリンを習い始め、何度もクラシックコンサートに足を運ぶようになり、今年に入っては「40の手習い」でピアノに挑み発表会を見事成功(?)させた

 私にとって、いや、もしかしたらほとんどの日本人にとって、クラシックといえばカラヤンだった

 22年前の5月5日、このサントリーホールでカラヤン指揮ベルリンフィルの公演を聴いた

 演目はブラームスの交響曲第1番

 齢を重ね体調がすぐれないせいもあったのだろうが、私のイメージとはほど遠い、好々爺然としたカラヤンを見た

 ちなみに上のメッセージの内容は

「1988年5月、私は大いなる喜びをもって、この美しいサントリーホールで演奏いたしました。このホールは多くの点で、私の愛するホール、ベルリン・フィルハーモニーを思い起こさせました。ぜひ、再び、この水準の高いホールに来たいものだと思っています」  (サントリーホールのHPより)

 しかし、翌1989年7月、帝王カラヤンは死去 

 私の見たコンサートがカラヤンの貴重な日本ラスト公演となってしまった

一足お先に・・・クリスマスケーキ

2010 年 12 月 24 日 金曜日 投稿者:mituoka

 クリスマスイブです

 週末・年末の慌ただしさに、昼間からクリスマス気分を味わってらっしゃるかたは少ないかもしれませんが、うちの事務員Aさんが作ってきてくれたクリスマスケーキをお昼に食しました

 お洒落な箱を開けると、見事にデコレートされた生クリームケーキが出現

 毎年いただいておりますが、相変わらずの美味さ

 甘すぎない味付けだから、いくらでも食べれます☆

 さすがに元ケーキ職人、完全にプロの仕事!

 フワフワの生クリームは降り積もった雪のよう

 大粒のイチゴはサンタさんが暖を取る焚火(たきび)でしょう

 すると、板チョコは薪(まき)か

 (四十過ぎのおじさんとは思えぬほどロマンチックなことを言いますなぁ~)

 おかげで心温まる昼休みを過ごしました

 とろける美味さにゴン太くんもウットリ(写真下 ↓ )

 さぁ、午後も仕事を頑張ります!

 ゴン太、お前は午後も寝ているだけでいいのだから本当に羨ましいよ・・・

雨があがった ブルースカイ・ブルー

2010 年 12 月 22 日 水曜日 投稿者:mituoka


  昨夜の豪雨が嘘のよう

  とても爽やかな晴天☆

  暖かい一日になりそうです

  今日も午前中に2件の裁判がありました

  裁判終了後、静岡地方裁判所を正面から撮影

  昨年12月に新庁舎が完成した静岡地裁

  周辺の整備(駐車場や駐輪場)もまもなく終わりそう

  青々とした空が、裁判所の窓ガラスにも映っています

  ぜひ写真をクリックして見てください!(拡大できます)

  自画自賛ですが、なかなか綺麗な写真です

  西城秀樹の名曲「ブルースカイ・ブルー」を思い出しました

☆借金問題・過払い請求等に関する無料電話相談054-251-2681
☆司法書士法人 静岡 (旧 三岡司法書士事務所)  ・ 静岡市葵区二番町

調停にした甲斐があった

2010 年 12 月 22 日 水曜日 投稿者:mituoka

 

 
 (写真は駿府城のお堀跡です)

 午後2時半から民事調停

 過払い請求訴訟を提起したところ、いま流行りの「付調停」とされた事件だ

 「それでは始めましょう

 と担当裁判官

 例によって電話会議方式

 書記官は、相手方会社の担当者の携帯に電話した

 大手会社の場合、受付の係から担当者(代理人)につながるまで5分前後を要すことも珍しくないので、いきなり担当者の携帯に電話したのだろう

 過払い金が約75万円、その利息が約5万円の事件

 担当裁判官が相手方に問う

 「いくらなら出せるの?

 「70万円でお許しいただきたい」 と相手方担当者

 「原告代理人はどう?

 「75万円なら和解します

 「調停委員のみなさんのご意見はどうですか?

 「原告代理人の意見に賛成です

 こんな具合にトントン拍子で進んでいった

 相手方担当者も

 「わかりました、それでは原告代理人のご意見に従います。返還は2月17日でよろしいですか?

 「はい、結構です

 時間にしておそらく1分ほどのスピード決着!

 電話が切れたあと担当裁判官に

 「相手方は、最近の任意交渉においては、5~6月あたりを支払い時期としてきますので、2月の提示には驚きました。ありがとうございました

 と伝えると

 「そう言ってもらえると調停に付した甲斐があったと思う、本当によかった

 とおっしゃった

 たしかに、過払い請求訴訟事件の「付調停」は軌道に乗ってきたようだ

☆借金問題・過払い請求等に関する無料電話相談054-251-2681
☆司法書士法人 静岡 (旧 三岡司法書士事務所)  ・ 静岡市葵区二番町