‘様々なニュース’ カテゴリーのアーカイブ

登記と税

2009 年 12 月 7 日 月曜日 投稿者:mituoka

 5日(土曜日)、静岡県司法書士会の研修があった。税理士を講師にお迎えして、登記にかかわる税金について詳しく講義いただいた。

 私たち司法書士は、不動産の売買・贈与・相続など様々な「登記」手続を依頼されるが、それに伴う贈与税・譲渡所得税などについての理解が浅い。今回の講義は非常に有益であった。

 講師の税理士は次のようにおっしゃっていた。

 「かつては税法の根底にある理念を理解しておけば大概の税金について説明ができた。しかし、最近は何が何でも税金を巻上げるという感じで税法の改悪が繰り返されている。日々勉強しておかないと依頼人の相談に対応できない」

 なるほど・・・。

 司法書士とて同じこと。勉強を怠れば取り残される。気を引き締める機会にもなりました。

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金融機関の駐車場 相次ぐ有料化の理由

2009 年 12 月 7 日 月曜日 投稿者:mituoka

 静岡市内の銀行・信用金庫など多くの金融機関の駐車場がコインパーキング化されている。短時間で用件がすめば簡単な操作でストッパーは解除されるのだが、私の場合、不動産売買決済の場に立ち会うためお邪魔することも多いので滞在時間が長くなる。車を出すときにお金を払うか、あるいは職員に声をかけて無料チケットをもらわなければならないのでちょっと面倒に感じる。

 金融機関が有料化に踏み切る最大の理由は金融期間に用のない人間が駐車してしまうことを防ぐこと、ではないだろうか。金を払わねばいけないとなれば「違法駐車」する輩もいないだろう。営業妨害を阻止する、ということだ。

 しかし有料化すれば万事片付くというわけではない。弊害もある。面倒な手続を嫌う人が駐車場に停めないで路上に駐車してしまう。今日、金融機関に向かったが駐車場の入り口のところに車が停められていたものだから駐車場に入れなかった。

 まったく困ったものだ。どんな策を講じても、不届き者は消え去らないのか。これでは金融機関の苦肉の策が本末転倒に終ってしまう。交通ルールを守る、こんな当たり前のことができない大人が多すぎる。

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農地法一部改正 権利取得の届出

2009 年 12 月 4 日 金曜日 投稿者:mituoka

 来る12月15日施行予定の農地法第3条の3によれば、相続等により農地等を取得した場合には農業委員会にその旨を届出することが義務化されます。

 相続や遺産分割により農地等を取得したときには農業委員会の許可等が不要です。こうした場合には農業委員会が取得したかたを把握することが難しく、放棄地や遊休化している農地を利用することができませんでした。

 今回の改正により、相続人等が利用しない場合に農業委員会が賃借のあっせん等を行うことができるようになります。

 また、企業の農業参入も緩和されるそうです。政府の目論み通りに国内農業の活性化につながることを期待します。

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エクスプレス予約 不具合 3時間

2009 年 12 月 3 日 木曜日 投稿者:mituoka

 3日午前10時頃、東海道・山陽新幹線のインターネット予約サービス「エクスプレス予約」で、パソコンや携帯電話からの予約や変更ができなくなる不具合が発生した。専用のICカードで乗車できる「EX―ICサービス」でも、両新幹線の各駅で、乗客が改札口を通れないトラブルが発生したが、いずれも約3時間後の同日午後1時頃に正常に戻った(読売新聞より)。

 私も利用しているエクスプレス予約。窓口で購入するより割安だし、乗車までの手間が相当省けて楽だから。これが新幹線利用日の当日に使えなくなったら私も焦っていただろう。現在は復旧したとのことで、一安心です。

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三島簡易裁判所にて なかなかの舌戦

2009 年 12 月 3 日 木曜日 投稿者:mituoka

CA391625

 今日は朝から曇り空。三島簡易裁判所へ向かう途中に雨が降り始めた。沼津あたりでは結構な本降りに。雨を予期していなかった私は途中、ビニール傘を購入。数百円で「安心」を買えるなら安いもの。

 さて三島簡易裁判所に到着。例によって外観を写真撮影。どうして法廷内を撮ってこないんだ?という質問をいただいたこともありますがどこの裁判所でも館内は一切撮影禁止になっておりますのであしからず。

 私の出番のひとつ前の事件。原告代理人は弁護士、被告代理人も弁護士。いわゆる過払い事件である。いくつか論点があったが、一番興味深かった(面白かった)やりとりを以下に紹介する。原告は10年ぐらい前に被告(大手信販会社)と契約して借入を開始。原告は通称(いわば偽名)で契約していた。この裁判は「本名」で提訴したらしい。

被告代理人弁護士
原告と○×さん(通称)とが同一人物である証拠を出してください

原告代理人弁護士
証拠など出さない。証明責任はそちら側にある

被告側
どうしてですか?偽名を使ったのは被告です

原告側
これまでいくらでも本人確認のチャンスはあったはずだ。本人確認義務を怠ったほうが悪い

被告側
本人確認法の施行はたしか平成15年です

原告側
平成15年以降も何度も取引きしていたじゃないか

被告側
取引といったってカードを使っての取引だから、本人確認なんて不可能です。こちらとしては二重払いの危険性があるんですよ。しっかりした証拠を出していただければこちらも過払い金を支払います

原告側
出すつもりはない

 原告側弁護士は貫禄のあるベテランという感じ。強面でちょっと近づきがたい雰囲気というか威厳がある。裁判長もやりづらそうだ。

裁判長
先生、生意気言うようで大変恐縮ですが、被告側の言うとおりに証拠を出していただけませんか?
 丁重すぎるぐらい丁重に話しかけていたのが新鮮だった。

 裁判長の熱意にほだされ(?)、原告側弁護士は次回までに証拠提出をすることを渋々承諾。

 原告側弁護士は最後に
和解しようと思っていたが何やかんや言われてその気が失せた
 とおっしゃっていた。

 私の裁判は次回の期日を決めただけで簡単に終了しました。

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過払い金回収について 皆様のご理解を

2009 年 12 月 2 日 水曜日 投稿者:mituoka

 いくつかの案件において過払い金返還の和解が遅れております。
 当方が早急の和解を申し入れても、なかなか担当者と電話をつないでもらえないことがありますし、提訴(裁判)しても事情が変わらないケースもあります。

 また、和解しても返還期日が数ヶ月先になってしまい、回収までに随分お待たせするケースも増えてきました。

 消費者金融等各社が言うには、過払い金返還案件が相当立て込んでいる、そして返還するお金を捻出するのに時間がかかるとのこと。

 無論それは各社の言い訳に過ぎませんし、早期の解決に向け全力を傾ける姿勢を忘れずこれからも執務にあたっていきますが、和解・過払い金回収の遅延につきご理解をいただけたら幸いです。

平成21年12月2日

三岡司法書士事務所

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静岡地方裁判所沼津支部・沼津簡易裁判所

2009 年 12 月 2 日 水曜日 投稿者:mituoka

CA391622

本日午前10時から大手消費者金融会社相手の訴訟

東名高速を利用して沼津まで行ってきました

事務所から車で約1時間15分

朝8時10分に出発して9時25分に着きました

裁判開始までちょっと時間があったので例によって裁判所をカメラに収めました

上の写真は正面玄関

左端の樹と青空のせいか、南国のような写真になっています(笑)

下の写真は裏の駐車場から見た裁判所

雰囲気は重厚で厳粛

歴史を感じる裁判所です

CA391621

富士は日本一の山

2009 年 12 月 1 日 火曜日 投稿者:mituoka

CA391619

 

ねぇ 上着は持ったの?

裁判に出掛かるのだから上着を持っていくのは当然

はいはい、持っていますよ

妻とそんな会話を交わした後、富士簡易裁判所に向けて出発

一般道が混んでいるという情報があったので東名高速を利用

高速はガラガラに空いていた これはこれで困る

予定時間の30分以上前に着いてしまいそうだったので富士川SAに立ち寄る

得意の「時間つぶし」

多くのかたが富士山をカメラに収めていた

静岡県民にとっては当たり前の存在

しかし他県の人々からすれば、やはり富士山は富士山なのだ

富士簡裁から撮影

富士簡裁から撮影

静岡地方・簡易裁判所 さよなら仮庁舎

2009 年 11 月 27 日 金曜日 投稿者:mituoka

CA391609

  上の写真は現在使用中の仮庁舎。もう3~4年のお付き合いになるだろうか。初めて入ったときには狭い、と感じた。裁判官や司法委員との距離が近い。傍聴席では関係者がいつも狭苦しそうにひしめき合っている。廊下はいかにも建て付けが悪い感じで歩を進めるたびにガタガタうるさい。いわゆる「プレハブ」だ。

 でも最近はそのアットホームな雰囲気にようやく親近感を覚え始めていた。これぞ市民に身近な司法だ。もうじき取り壊し作業が開始される。

 まるで、はじめは生徒たちから馬鹿にされていた教育実習の大学生が信頼を勝ち得た頃に去っていくのに似ている。寂しいものだ。

 そして新庁舎(下の写真)。12月7日にお披露目となる。現在工事は急ピッチで最後のラストスパート中。かなり立派で近代的。事業仕分け人たちがこれを見たら一体どんな顔をするか、などと要らぬことをも思うが・・・(笑)。新庁舎とは長い付き合いになるはず。いつか親しみを感じるときがくるでしょう。

CA391608

裁判官の誤認

2009 年 11 月 27 日 金曜日 投稿者:mituoka

 午前10時半から静岡簡易裁判所でアイフル・武富士相手の第1回口頭弁論。

 今日の法廷は混んでいた。

 消費者金融が原告の事件、続いて司法書士が原告代理人の訴訟。

 そして私の出番になった。

 原告席に着くなり裁判長から「名前、何て読むの?」といきなり尋ねられた。

 原告本人の名前のことだと思い××さんです」と答えると

 「ううん、違う。あなたの名前」と裁判長。

 「よう と読みます

 「ほぉ~変わってる。最近の流行かな。若い。これから頑張っていってね

 裁判の中で私の名前についての質問と、激励の言葉をいただくとは・・・。

 若い、と言われても40歳をとっくに過ぎている。

 嬉しく感じるのは歳をとった証拠だ。

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