2009 年 5 月 18 日 のアーカイブ
私のことなど誰も知らない
2009 年 5 月 18 日 月曜日 投稿者:mituokaある日、お弁当屋さんでの出来事。
何人かのお客さんと一緒にお弁当ができあがるのを待っていると、60歳半ばと思しき男性が「○×だけど、頼んでおいた弁当できてる?」と言いながら入ってきました。店員さんは「なにをご注文くださった○×さんですか?」と問い返すと、「○×だ!何を頼んだのかなんて話す必要ない!」と急に怒り出しました。○×というありふれた苗字、それに加え日曜なので混んでいたお弁当屋さんは、『何を頼んだ』○×さんかを特定しないと対処できない状況にあったことは容易に察します。
○×さん、あなたのことなど誰も知らないですよ。自分が誰であるか、どんな用件を持ってそこに来たのかを説明することなんて、大した苦労ではないはず。あれだけ怒鳴り散らされては店員さんもいい迷惑ですし、多くの人はあなたをすごくカッコ悪い人間だと感じましたよ。どこの社長さんか、役員さんか、なんて関係ない。
年が多くなるにつれ、自分のことを誰でも知っていると勘違いする傾向にあるように思える。私は電話をかけて「どちらの三岡さんですか?」と問い返されても今のところ(?)平然としている。私のことなどほとんどの人が知らないのだから当然だ。
復権のウオッカ、ヴィクトリアマイル
2009 年 5 月 18 日 月曜日 投稿者:mituoka昨日のヴィクトリアマイル(Jpn1)はウオッカの圧勝に終った。力が違う、といえばそれまでだが実に見事な勝利。ドバイでの2戦が期待はずれだっただけに、多くのファンを安心させるに充分な「7馬身差」。一足先に引退した宿命のライバル・ダイワスカーレットも喜んでいるはず。勝ちタイムは1分32秒4。その昔オグリキャップも同タイムで走った。タイム面もさることながら起伏に富むドラマティックな競争生活という面もオグリキャップに並んだ感がある。
武豊の22年連続GⅠ勝利という快挙も同時に達成されたが、ウオッカの圧勝にそれが霞んでしまった。武豊が乗るとき、私たちは馬ではなく彼の華麗な騎乗ぶりに目を奪われることが多いが、この日は全員がウオッカの躍動だけを見ていたのではないか。
次走は安田記念と言われています。安田記念も得意のマイル・府中、ディープスカイが出てきても彼女の負ける姿は想像できない。GⅠ6勝目はすぐそこです。