なんてったってアイドル! ミンナノアイドル放牧中
2010 年 6 月 13 日 日曜日 投稿者:mituoka
放牧中のミンナノアイドルに会いたい、と茨城県へ
午前10時10分頃、放牧先の牧場に着き、さっそく社長さんに挨拶
「30分でも1時間でも、のんびり見ていってください」と歓迎してくれた
「ありがとうございます。でも、すぐに御暇しますので」
馬房の中のアイちゃんに対面 優しく物静かな眼差し
その後、若いスタッフが、ミンナノアイドルを馬房の外に連れてきてくれた
とても従順 ポックリ、ポックリ 私のほうに歩み寄ってくる
ミンナノアイドルが目の前にいるんだ・・・何とも言えぬ感慨に浸った
そしていよいよ・・・父オグリキャップから受け継いだ芦毛にそっと触れてみる
思ったより柔らかく、そして温かい・・・
スエードのような触り心地の下、脈が波打っている
「この子は大人しくて人懐っこい。手がかからないんです」とのこと
私が鼻面を撫でてもまったく動じることなく、むしろ嬉しそうにも見える
うちの妻のシャツを、ブヒブヒッ!と言いながら軽く噛みついてきた
甘えているのだろう
そこには、「サラブレッド」という人為的に作り出された経済動物ではなく、
「オグリキャップの最後の仔」でもない、
生身のアイちゃんがいた
「ソエの治療をしながら調教してます。今日も、さっき調教を終えたところです」
調教ができるんだから、順調に回復しているのだろう
まずはひと安心
「昨日は関西テレビの方々がアイちゃんの取材に来ました」
さすがは「皆のアイドル」だ
しばらくして、また馬房に引っ込んだアイちゃん
ずっと草を食(は)んでいる
また数週間後、戦いの場に戻ることなど知らない様子のアイちゃんを見ていると、今度は勝ってくれよ!なんて言えなかった
とにかく無事に競走生活を終えてほしい、
そして、またのんびり暮らせるといいね、アイちゃん
アイちゃんの隣の馬房から「私のこともかまってよ~」と、
ずっとこちらを覗き込んでいたアイアムマリリン号
ミンナノアイドルよりひとつ年上のお姉さん
君も可愛かったよ
女帝ヒシアマゾンの孫として、君の使命は重大だろうな
今後とも、アイちゃんと仲良くしてあげておくれ
最後に、とても親切にしてくださった社長さん、スタッフのみなさん
誠にありがとうございました
「すぐに御暇」のはずが、滞在時間は1時間を超えてしまった
「また、いつでも来てください」なんて言葉もいただいた
本当にまた行っちゃいますよ(笑)
ミンナノアイドル!がんばれ!