2011 年 3 月 のアーカイブ

無料相談フリーダイヤル設置(借金問題・過払い請求専門)

2011 年 3 月 15 日 火曜日 投稿者:mituoka

 このたび、司法書士法人静岡では

 借金問題・過払い請求専門のフリーダイヤルを設置しました

 無料電話相談は

 フリーダイヤル☎0120-714-316

 までどうぞ

 

無料面談相談のご予約もフリーダイヤルにて承ります

  (注)借金問題・過払い請求以外のご相談はお受けできません
     司法書士不在の場合には、お受けすることができません

☆過払い請求等に関する無料電話相談フリーダイヤル0120-714-316
☆司法書士法人 静岡 (旧 三岡司法書士事務所) ・静岡市葵区二番町

サーバーダウン

2011 年 3 月 15 日 火曜日 投稿者:mituoka

 午後1時30分から清水簡裁で2件の過払い請求訴訟

 私の出番の前、アペンタクルに対する裁判(過払い訴訟)を傍聴したのだが、その中で裁判官曰く

 「アペンタクルのサーバーがダウンしているので訴訟遂行に支障をきたしているらしい

 とのこと

 サーバーダウン・・・・

 私はパソコン関係に明るくないのでこの言葉の意味がまるでわからないのだが、要するに答弁書や準備書面を作成するのに不便しているということではないか?

 もちろん、これも東日本大震災による影響だろう

 アペンタクルの本社は栃木県宇都宮市だ

 原告代理人の希望により結審となったが、裁判長の配慮により今日の法廷内での判決言渡しは避けた

 言渡し日はわからぬが(聞き漏らした)、言渡し日までにアペンタクルから弁論再開の申立があれば、裁判官はそれに無条件に応じるのではないか?

 通常、業者側の「弁論再開の申立」には応じない裁判官が多いが、今度ばかりは特別だ

 話は変わるが、今日の午後から静岡県内の一部において計画停電が実施されたそうである

ラジオから流れた 明日に架ける橋

2011 年 3 月 15 日 火曜日 投稿者:mituoka

 今日も島田簡裁に行った

 裁判開始数分前、事務所に電話をしようと思ったら携帯のバッテリーが切れていたので、ちょうど居合わせたSくんに携帯を拝借し、事なきを得た

 Sくんは昨年の司法書士試験合格者で、現在はK司法書士のもとで配属研修中

 連日K司法書士に同行し、裁判を傍聴している

 まだ20代半ばと若く、まさに前途洋洋

 少しばかり話をしたが、福島第一原発事故の話題になると彼の表情が曇った

 Sくんは浜岡原発のある御前崎市在住

 ニュースで聴く福島第一原発の状況がとても気になるという

 当然だ、浜岡原発も耐震性の問題が指摘されて久しいのだから

 福島第一原発の事故は、現地住民ならずとも重大な関心事

 東電の記者会見を見ていると、いつも奥歯に何か挟まっているような受け答えに思える

 被災住民の精神的不安をいたずらに煽ることを避けたい意向もあるだろう

 しかし正確な情報を的確に伝えることが副次的災害を防ぐ第一歩ではなかろうか

 さて、みなさん同様、当事務所でも昨日から積極的な節電に取り組んでいる

 暖房器具の使用を控える

 デスクを離れるときはライトを落とす、PCの電源を切る

 事務所の看板の灯をともすこともしばらくやめる

 被災者に対して、誰にでも、すぐにでもできる協力はこれぐらいだ

 島田からの帰り道、ラジオからは「明日に架ける橋」が流れていた

静岡の裁判にも地震の影響が表れる

2011 年 3 月 14 日 月曜日 投稿者:mituoka

 午前11時から島田簡裁で私の担当する訴訟の弁論期日が2件あった

 そのうちの1件

 ネオラインキャピタル㈱への過払い請求訴訟は第1回口頭弁論だったのだが、期日続行となり、その場で第2回期日を4月25日と指定された

 ところが、事務所に戻ってきてしばらくすると裁判所担当書記官から電話をもらった

 「被告の送達場所が宮城県仙台市となっています。先生も御存じかと思いますが、地震の影響で東北地方へは期日呼出状の送達が困難です。そのため、第2回期日は5月9日にさせていただきます

 ネオラインの本店所在地は東京・六本木なのだが、訴訟の管轄部署(送達場所)は仙台

 まったく異例の措置だが、この状況では仕方ない

 訴訟では「敵」だが、困ったときはお互い様だ

 そして午後3時20分から静岡簡裁での民事調停

 過払い請求事件で相手方はプロミス

 調停成立後、余談としてプロミス担当者が

 「静岡の裁判所は通常どおり動いていますか?」 と問うと裁判官は

 「いまのところ大丈夫。でも、この地震の影響でおたくの東北地方の営業所も大変だったでしょ?お見舞い申し上げます。これから先、都合の悪い期日が出てきたら早めに教えてください。こちらとしても柔軟に対処するから

 と答えた

 私も基本的に同じ思いだ

 プロミスの場合、訴訟担当は東京だが、たとえば、原告が東北地方に住んでいたことのある場合には、東北の営業所(支店)が取引記録等の証拠書類を探し出す必要もあるだろう

 ネオラインキャピタルやプロミスだけに限らず、今後、予定されている裁判が被告会社の都合により延期される可能性はある

 ここ静岡においては一見、いつもと変わらぬ平穏な時間が流れているかのように感じるが、その実、地震の影響は少なくないのだ 

東京の会議も延期

2011 年 3 月 14 日 月曜日 投稿者:mituoka

 さきほど関東ブロック司法書士会協議会から入った連絡によると、

 私が出席予定だった3月17日の第3回法改正対策担当者会議が中止になったそうです

 東京の四ツ谷に、静岡と関東近県から担当者が集まることになっていましたが、東日本大震災の影響による交通事情を考慮しての判断なのでしょう

 千葉県や茨城県などの関東圏においても、被災されたかたは数多く存在します

 会議よりもまずはご自分の生活の平穏を取り戻していただければと思います

仕事にも影響が

2011 年 3 月 14 日 月曜日 投稿者:mituoka

 島田簡裁での裁判の帰り道、ラジオを付けると東北地方に新たな津波が押し寄せているとの情報が耳に入ってきましたが、それはすぐに打ち消されました

 ホッとしましたが、情報が錯綜しているようで被災地のかたがたの心配が尽きることはないでしょう

 しかし世界各国の援助申出や各方面から義援金なども集まっているようで、それらがほんの少しでも勇気を与える材料になることを祈ります

 当事務所の仕事にも地震の影響が見られました

 任意整理の和解交渉のため、ある信販会社に電話をしたところ

 「電車が動いていないらしく、交渉担当の多くが出社していないため後日かけ直してください」

 とのことでした

 信販会社・消費者金融会社の多くが首都圏・関東圏に本社を置いているので、しばらくは和解交渉が全般的に滞る可能性もあります

震災から4日目の朝

2011 年 3 月 14 日 月曜日 投稿者:mituoka

 東日本大震災により被災なさったかたがたに対し、あらためて心よりお見舞いとお悔やみ申し上げます

 静岡県司法書士会は12日付で災害対策本部を設置、今後の動向にあわせ柔軟な対応を取れるべく態勢を整えました

 同会の危機管理担当である私は、本日、朝一で静岡県司法書士会に行ってまいりました

 全会員に震災関連の文章を送付する手配と、司法書士会館の被害の状況の確認のためでした

 幸い、司法書士会館には何の被害もないようでしたし、事務局員の皆さんの元気な顔を見ることもできました

 私は今日も静岡県内で裁判や調停事件の期日に出かけますが、被災地域の裁判所では裁判延期が決定されましたし、登記業務の受け付けを中止した法務局もあるようです

 また、静岡県東部地区では計画停電が実施される可能性もあるとのことで、今回の大震災は決して「対岸の火事」ではありません

 阪神淡路大震災のときには、各地の司法書士会から法律相談員が派遣されたと聞きます

 要請があれば、静岡県司法書士会も協力させていただくことになりましょう

 しかし、今の段階で私にできるのは「節電」と少しばかりの義援金寄付ぐらいでしょうか

 何にしても、一日も早い復興を祈ります

東北地方で強い地震

2011 年 3 月 11 日 金曜日 投稿者:mituoka

 今日の午後、東北地方で強い地震がありました

 時間が経つにつれ、被害の様子が明らかになってきました

 心よりお見舞い申し上げます

 静岡でも何度か強い揺れを感じました

 私は県司法書士会の危機管理担当となっておりますので、

 すぐに県司法書士会事務局に電話を入れてみましたところ、

 司法書士会館においては目立った損壊・被害はない模様

 当事務所も特に被害は発見されておりません

 引き続き余震や津波に対する警戒が必要と思われます

猫たちの近況

2011 年 3 月 10 日 木曜日 投稿者:mituoka

 
 ここのところ、猫ブログの更新をサボっておりました

 猫たちに何かあったの?というご心配の声もいただきました

 ただ単に私が怠けていただけです m(ーー)m

 すみませんでした

 ご安心ください、猫たちは元気です

 最近の猫たちの様子を猫ブログにアップしました

 ぜひ、「猫ブログ 猫のゴン太くん」をご覧ください

不動産売買契約決済の「立ち会い」

2011 年 3 月 10 日 木曜日 投稿者:mituoka

ほとんどの不動産売買契約の決済の場には、司法書士が同席します。

特に金融機関からの融資が絡んでいる決済においては、ほぼ100%、司法書士の「立ち会い」が融資の必須条件となります。

では「立ち会い」において、司法書士は何をするのでしょう?

まず、司法書士は決済の席で
①売買契約の有効性(本人確認も含む)
②登記のための必要書類が揃っているか
を慎重に確認します。

そして確認を終えると金融機関に「GOサイン」を出し、そこでようやく何千万(あるいは何億)のお金が動く・・・

これが「立ち会い」です。

売主が不動産をだまし取られたり、逆に買主がお金をだまし取られたりすることのないように、当事者は司法書士に判断を委ねる。

また、登記実務上、所有権が適法に買主へ移転登記された後に担保(抵当権など)の登記がなされるので、金融機関としても司法書士のGOサインがない限り融資の実行をしない。

下手をすれば融資が無担保債権になり兼ねないからです。

そして、当然ながら融資が実行されなければ買主は売主に残代金を払えない。

つまり、司法書士は不動産売買契約決済の「総監督」であり、必要不可欠の存在なのです。

司法書士に課せられた責任は重大ですが、だからこそ、やりがいも感じます。

不動産売買契約決済における「立ち会い」は、登記の専門家たる司法書士だけが排他的に独占する市場。

この状態は今後も変わりません。

今日も3件の「立ち会い」をしました。

私たち司法書士は緊張と誇りを持って、「立ち会い」に臨んでいます。